誰も教えてくれない「英語ネイティブスピーカーが普段ほんとによく使う言い回し」を、筆者MASAの100人を超えるネイティブとの交流経験を元にセレクトして紹介するシリーズの第7回目だ!
今回は「 You know, It's um... 」と「 It's sort of like... 」を紹介しよう。
Sponsored Link Advertising
You know, It's um...
「なんちゅ~かねぇ・・・え~と」という感じで、何か問われて答える時でも自発的に何かを言いだすときにでも、「とりあえず言ってしまって」から言葉を繋いでいけば良いという、使い勝手の良い言い回しだ。
但し「 um 」 の「 u 」の発音は「ア」みたいに聞こえても実際はUグループの一番深い音とmを、母音を足さずに伸ばす感じだ。
口発音ではちょっと響きが違う。(ま、これに限らず口発音だと他のすべての音が違うのだが・・・)
ネイティブ発音記号(CD付 英語喉 50のメソッド参照)で uM になる。
この「 u 」に関しては下記コラムでも解説している。
Sponsored Link Advertising
You know, it's um... の使用例
You know, it's um... Kind of my favorite things!
You know, it's umm... I love his voice!
言うべきことがなかったら途中で別のことに話題を移してもいいのだ。
You know, it's um... I don't know but ~ みたいに。
とにかく You know, it's um... と言ってしまってから、次に言うことを考えるのだ。
それでこそスムーズに会話が運ぶ。
このように、取り敢えず話し始めて、考えながら喋るというのがネイティブの普段の喋り方である。その辺りのことは英語喉の上川カズさんが『英語の勘2 語順 単語と文の並べ方』に詳しく書かれているので参考になるだろう。
長いアメリカ生活を通して、日本人の目から見て英語ネイティブの話し方のメカニズムを肌で学んだ結果がそこに凝縮されているすごい著書である。
Sponsored Link Advertising
It's sort of like...
次に「 It's sort of like... 」だが、これも「 You know it's um... 」と似た・・・兄弟みたいな言い回しである。
sort of は kind of と同様に、「ある種・・・」「・・・みたいな」「少々・・・」のニュアンスを表す。
だから「 It's sort of like ~ 」と来たら「なんと言うか・・・」の感じで「 um .... 」とかを付け足して、それを言ってる間に、次に何を喋るか考えればよいのだ。
Sponsored Link Advertising
It's sort of like... の使用例
It's sort of like..., his achivement is truly amazing!
It's sort of like uhm..., I just hate her...
It's sort of like um..., anyway I feel hungry! what do you want to eat?
最後の例のようにあくまでも会話なので、話題を変えたかったら突然変えてもいいのである。
まとめ
今回紹介したふたつの言い回しは、どちらもいつでも話し始めに持ってきて使えて、言ってしまってから言葉を探しても、聴き手も違和感を感じないセンテンスなので、ぜひ実践的に試してみて頂きたい。