副業解禁元年とも言われる令和元年だが、実際に本業を持っていて副業を手掛ける人はまだまだ全体の一部だ。しかし着実に副業に対する企業の見方も、サラリーマンの見方も変化はして来ている。
そんな状況の中でグーグル・アドセンスをやっている人の多くが、アドセンスこそサラリーマン向けの副業であると、声高に推奨しているエントリーをよく目にする。筆者もまったくその通りだと同感する。
- アドセンスを手掛けるのに「向き・不向き」の判断は2項目で決まる
- アドセンスの最大のメリットはアドセンスを気にしなくて良いこと
- 通常のアフィリエイトとの根本的な違いと優位性
- 地道に行くもよし、バズコラムを狙うもよし、楽しんで書こうブログを!
- 【付録】グーグル砲&アドセンスの驚愕の関係
- おわりに
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アドセンスを手掛けるのに「向き・不向き」の判断は2項目で決まる
ブログを元々書いていて、それなりに読者を持っている人はもちろんのこと、ブログをまだやっていなくても、アドセンスを視野に入れてこれから開設するのも大いにおすすめできる。
アドセンス申請の通過も難関といえば難関だが、先日書いた記事の通り、真摯に「王道」で取り組めば通過できるはずである。
しかしながら、何事でもそうだが向き不向きというものがある。グーグル・アドセンスとて例外ではない。この判断はとても簡単な二項目だと筆者は考えている。
書く記事に魅力がなければ無理だと考えがちだが、そうではない。誰しも最初から面白い記事を書くのは難しい。だんだんと上手く書けるようになるものだ。
2項目とは「文章を書くことが好き」か「発信したいことがある」だ。このどちらか(両方なら尚良い)に当てはまれば、始められるのだ。
まず、書くことが好きであれば、特に発信したいことを持っていなくても、世間を興味深く観て面白そうな話題を見つければいいのである。
また、文章が苦手でも、発信したいことがある人なら、続けていれば必ずどんどん文章は上手になってゆくので大丈夫だ。漫画家だってデビュー当時は絵が上手くなくても、継続している人は例外なく上手になってゆくのと同じことだ。
※英語学習者向けのカテゴリー
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アドセンスの最大のメリットはアドセンスを気にしなくて良いこと
ちょっと逆説的な言い方だが、アドセンスのメリットはアドセンス広告を意識しなくて良いことだ。広告のために何か意図して記事を書く必要がなく、ただただ自分の好きなようにブログを書くだけでよい「コンテンツ連動型」かつ「クリック報酬型」だからだ。
さらに、読者の好んで読む記事の傾向によっても表示される広告は変わる。同じ記事でも読む人によって広告が違うのだ。
言わんとするところは、広告のために多大な労力や時間を必要としない。やるべきことは「ブログを更新」・・・以上だ。
「成果報酬型」のアフィリエイトではそうはいかない。
アドセンスでは自分のブログの色が出れば出るほど、それを好む読者に向けて最適と思われる広告がグーグルのアルゴリズムによって表示されるのである。
アドセンスの場合、そもそも広告の内容は自分では決めることができない、記事や読者の好みに連動して表示されるので、何が出てくるかわからない広告に対して、できることなどないのだ。
広告に関してできるのは、場所を設定することだけだ。
もっといえば広告に対して、例えばクリックを促すようなことを記事で仄めかすことは禁じられているぐらいである。
あくまで読者の自発的な意志によるクリックが前提となるので、何か作為的なものが働くと「無効クリック」となりカウントされず、下手すると「不正クリック」として「警告」や「アカウント停止」の対象になるので、むしろそちらの方が避けなければならない状態なのだ。
※音楽ファン向けのカテゴリー
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通常のアフィリエイトとの根本的な違いと優位性
成果報酬型のアフィリエイトとクリック報酬型は根本的に違うし、多くの先輩諸氏の実践経験からも言えることは、このクリック報酬型の中ではアドセンスのクリック単価の高さに敵うものはないのだ。
だからこそ、やるべきことは読者を惹きつける記事を目指して、ブログを更新することに専念するのみ。あとは、言わば印税収入的に、たとえ1日にしたら数十円〜数百円でも月間数千円〜数万円の副収入が入ると思えば、決して悪くない副業である。
シンプルに言えば、おおむねワンクリックで10〜30円の範囲だと思えばいいだろう。そしてクリック率が大いに関係してくるが、これも自然集客の場合は100pvに対して1〜2クリックが一般的だ。クリック率1〜2%だ。
仮に平均的に1日100pvのブログなら、概算で月3000pvとなり、アドセンス広告が30数回クリックされて千円ほどの収益だ。
ということは、せっせと面白い記事を書くように心掛けて読者を増やして、コンスタントに1日1000pvになれば月間1万円程度の小遣いには充分なるということだ。
※映画ファン向けのカテゴリー
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地道に行くもよし、バズコラムを狙うもよし、楽しんで書こうブログを!
ブロガーとしてはグーグルおすすめ記事に載ることが収益化に繋がるが、もちろんそのグーグルおすすめ記事に載るのが簡単ではない。しかしジャンルによって、どういう記事が載りやすいかは、ずっと観ていると傾向が分かってくる。
ということは、ベースは地道に読者を獲得しつつ、あわよくばグーグル砲を視野に入れて記事を書くことで、たまにでも着弾すればぐっと収益は上がる。1日で数千円から数万円の収益が上がることも、実際にあり得るのだ。
それを経験すると大変励みになるので、書くことが楽しくなってくる上に、記事の構想を練る視野も広がるものだ。
筆者も5月末にこのブログを開設し、はてなの人気エントリーやスマートニュースには6月中旬から載り始めたが、ついに6月末に初めてグーグル砲が着弾したときに驚いたことがある。
最初のグーグル砲着弾日のアクセス数は、6月中旬にはてブの人気エントリーの総合TOP面に来てバズった際のアクセス数の「半分」なのに、なんとアドセンスの収益は倍以上なのだ。半分のアクセスで倍の収益・・・要するに収益効率が「はてブ砲」の4倍以上ということである。
筆者のここまでの通算では、はてブ砲とスマニュー砲の回数はかなり多く、これまで書いた約110記事のうち数十回、着弾している。一方グーグル砲はまだ7回しか経験していないが、収益の観点では破壊力が凄まじい。
※小説ファン向けのカテゴリー
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【付録】グーグル砲&アドセンスの驚愕の関係
かくして、上を目指すならグーグルおすすめ記事に載ることを考えよう。「グーグル砲」は、そこから読みに来てくれた人たちの数も凄ければクリック率もすこぶる高いのである。
なにせ広告のクリック率の高さ驚きだ。グーグル砲着弾時のクリック率はたいてい5%以上であり、バズり具合によれば10%近い瞬間もあるのだ。
つまり、通常100pvでワンクリック、単価にして20円ぐらいとしよう。グーグル砲が着弾した場合たとえ100pvでも10クリック近くなり、それだけで100〜200円ぐらいになる。5〜10倍だ。
しかも、グーグル砲が着弾している時のアクセス量が半端ないのと、持続性があって後の2日間は余韻が続くのだ。
はてなブログの人気エントリーに掲載される通称「はてブ砲」やスマートニュースに掲載される通称「スマニュー砲」も、通常の自然集客よりはアクセスが増え、クリック率も若干上がって筆者の場合ははてブ砲で2〜3%、スマニュー砲で3〜4%だが、グーグル砲はそれを遥かに凌駕するのである。
記事によって差はあるが着弾時から2〜3日間合計で5千円〜1万円以上の収益が上がる。バズり具合が良ければ1日で1万超えることもある。このように大量のアクセスと高クリック率で、非常に効率よく収益が上がるのがグーグル砲なのだ。
そもそもグーグルとしては広告を多くの人に観てもらうことが収益につながるので、グーグルおすすめ記事の読者のグーグルアドセンスのクリック率が高いという歴然たる事実は、ビジネスモデルとして理想的な状態という訳である。
このグーグルのアルゴリズムが駆使された・・・ビジネス戦略は、もうさすがとしか言いようがない。底知れない凄さを感じるのは私だけではないはず。だからこそ、アドセンスに懸けてみる価値があると言えよう。
※漫画&アニメファン向けのカテゴリー
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おわりに
成果報酬型のアフィリエイトの方が稼げるという意見もあり、それなりのパワーはあると思う。しかしそのための時間と労力がかなり必要となるのに対して、アドセンスはブログ更新だけでいいというのが、繰り返すが全然違う部分であり強みなのである。
地道にブログを書くだけで、サラリーマンにとっては月に数千円以上の副収入にはなり、小規模でもバズれば数万円の時も出てくる。コンスタントにグーグル砲が着弾すれば、10万円越えも充分あり得る。
色々な角度で述べたが、総合的に考えてやはり、サラリーマンにとってアドセンスは本当におすすめできる副業だ。副業を考えているサラリーマンの皆さんの健闘を祈って、このコラムを閉じることにする。