筆者MASAはクラウドソーシングに出会って副業を始めた。
本来が読書好き、ものを書くのも好きであり、当時の本業(アパレル会社の取締役)でも広告などを作っていたので、ライターとしての副業ならできるかも知れないと思い、トライアルを受けた。
それがプロとしての「物書き」人生の始まりであった。
Contents
- スキマ時間から始めて、いつしか本業に!
- Webライターは稼げないと言われるが・・・真実は?
- Webライターの仕事の流れをわかりやすく紹介
- 低単価案件でも修行してスキルと経験を積む「跳躍台」になる!
- ビギナーにはクラウドソーシングがおすすめできる
- 主なクラウドソーシングサービス
- 高収入ライターも多数存在するWebライティング界
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スキマ時間から始めて、いつしか本業に!
今時のライター、特にWebライターはパソコンとネット環境さえあれば、どこでもできる。Webライターを副業でしている者は、たいてい上手にスキマ時間を使って稼いでいるのだ。
筆者の場合は電車通勤だったので、通勤の往復時間や昼の休憩、帰宅後の食事や入浴の後の寝るまでの時間などにせっせと書いていた。
いざ始める前の副業収入の予想(月5万円ほど)の数倍の収益を、副業開始3ヶ月後には確立していた。これは自分が、書くことが大いに好きなのでサクサクと書きまくった結果であり、個人差はあって当然だと思うので悪しからず。
また、執筆作業や打ち合わせや報酬の決済を含めてすべてオンラインで解決できるのがWebライターだ。
在宅でも、電車の中でも、スタバでもコンビニのイートインでも、なんなら駅のベンチでもできるので、サラリーマンはもちろん主婦にも学生にも、おすすめできる副業である。
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Webライターは稼げないと言われるが・・・真実は?
ネットでは「Webライターは稼げない」とよく書かれているが、本当だろうか?稼いでいる人はいっぱいるし、事実筆者も本業を辞めるきっかけになったぐらいだ。
実はこれは簡単な理屈だ。ライター報酬とは文字単価×文字数で決まる。仮に文字単価が0.8円で3000文字なら記事単価は2400円になる。稼げない人は案件の文字単価が低いか執筆文字数が少ないか、その両方かだ。
単価がたとえ低くても、仕事量をこなせばよい。もしくは地道に高い単価の仕事を手掛ければよい。より高い見返りを求めるなら、高単価案件で仕事量を沢山こなすに尽きる。ここまで到達できれば、それこそ副業収入が本業の収入に迫り、ともすれば追い抜く可能性が生まれる。
要するに、どんな仕事でも同じだが「生産性」が高いか低いかだ。ライターの生産性は単価x執筆効率。できるだけ高い単価の案件を短い時間で書き上げる。
これを理想として単価と執筆効率という2つの要素のバランスを取りながら、どちらとも上げていくアプローチが重要だ。
稼げないという噂を流す者は、自らの生産効率の低さをWebライターのシステムに責任転嫁し、自分を正当化しているに過ぎない。だから気にする必要はないのだ。
ちなみに筆者は、当初iPhoneでライティングの仕事を始めた。やりだすと執筆効率がまずキモだと感じた。そして仕事用のツールをiPadに変え、最終的にはMacBookに変えた。
その都度、生産性は向上した。また、文字の単価の高い仕事を選ぶようにしたので、そこそこの収入を確立できたのだ。
※Webライターをやりながら個人ブログでアドセンスにも挑戦しよう!
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Webライターの仕事の流れをわかりやすく紹介
Webライターの仕事の流れを、自分の経験に基づいて説明しよう。
もちろんクライアントのやり方にも色々あり、必ずしも一定のパターンがあるわけではないが、複数のクライアントに共通するパターンは存在する。あくまでも参考として、よくあるパターンと認識して読んでもらいたい。
Webライターに必要なツールとは?
クライアントが仕事の案件や情報を共有するツールとして、グーグル・スプレッドシートとチャットワーク(仕事専用のLINEのようなツール)を指定することが多い。現在は他にも色々なアプリケーションが増えているが、基本はその2つだ。
「編集者」「校正者」「構成づくり」と「ライター」が共有し、実務のやりとりやコミュニケーションに使う。スプレッドシートはGoogleのサービスのひとつで、オンライン上で複数のメンバーが情報を共有できる「エクセルシートのようなもの」だ。
案件選びはどうやってなされるのか?
多くのクライアントでは、スプレッドシート上に案件の一覧表があり、仕事の案件は略して『KW』と表記される。キーワードということだ。たとえば「城島茂 結婚」などのよう2つ以上のキーワードがセットとなって1つの仕事の案件になる。
自分が案件を獲得するためには、ライター未定のKWを選択し、自分のライター名を記入するのだ。
記事の構成を確認する
「構成」とは「構成づくり」担当がその記事の大まかな構成や、参考にする情報の記事のURLなどを1枚のシートにまとめた、要するに記事の青写真だ。ライターはそれを基に記事を書いていく。
執筆自体に使うツールは、オンラインで共有しやすいWordpressやGoogle Documentを指定される場合が多いが、Wordのファイルでやり取りするクライアントもいる。
執筆作業
構成と参考URLの情報を読んで記事を執筆していき、もっと載せるべき情報があれば自ら探して書いていく。書き終われば誤字や脱字のチェックをする。
問題がなければ、校正担当にチェックしてもらうために、スプレッドシート上の記事ステータス(記事の進行状態)を変えて、確認してもらうための合図にチェックを入れておく。
修正作業の依頼もあり得る
校正者からの修正依頼が来たらしっかり対応し、編集部の最終チェックに回される。そこで再度修正の依頼が来る場合もある。そこを通過してやっと納品になるのだ。
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低単価案件でも修行してスキルと経験を積む「跳躍台」になる!
筆者は副業開始の初期は、クラウドワークスをよく利用していた。手掛ける案件は、始めた時は文字単価0.4円ぐらいの案件からだったが、徐々に単価が高いものに移行した。
やがて文字単価が1.0円~1.2円、さらに1.5〜2.0円の範囲の案件を選んで受注するようになり、収益効率が上がっていったのだ。
自分の知る範囲での相場の話をすると、文字単価0.1~0.3円ほどのややブラックなのもあるが、0.4円~0.8円ぐらいまでの案件が最も豊富にあると感じる。主にキュレーションサイト(まとめサイト)やブログの記事を執筆代行する仕事だ。
必要なスキルとしては、文章を書くのが得意であれば大丈夫なレベルである。比較的書きやすい内容ものが多い。単価は低いかも知れないが、ビギナーのライターには最適なので単価を高望みせず、スキルを磨くつもりで書きまくるのがよいと思う。
その上の1.0~1.5円になるとジャンルが、不動産住宅関連・金融・投資・教養・ビジネス・マーケティングなど、内容的には難しくなってくる。テストライティングを提出させられることが多いが、一定水準以上の記事を書かないと契約できない。多少なりともスキルが必要とされる。
筆者も低単価でかなり数をこなし、そこで得た経験と磨いたスキルで高単価に移行したので、テストライティングで落ちることはほとんどなくなった。
現在のWebライターの相場を俯瞰すると、0.5円ぐらいが平均的ではないだろうか。初心者はその辺りから始めて、スキルを身につけてどんどん上を目指すのがよいと思う。
余談だが、多くのクライアントは源泉徴収をするので、確定申告をしたほうがよい。というのは、ライターがらみでかかった経費を思い当たる限りすべて申告すれば、たいてい控除されて、徴収された所得税の還付が受けられる可能性が高い。
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ビギナーにはクラウドソーシングがおすすめできる
ライティングの仕事を確保するには、クラウドソーシングサービスがおすすめだ。未経験であっても豊富な募集から選べて、やりとりもオンライン完結で、さらに集金トラブルに遭うことがほとんどない。
ただしクラウドソーシングの場合、得られる執筆料から手数料を支払わなければならないので、実力を身につけた後には、ネットの求人サイトなどで一般のライター求人などに応募して、ダイレクトに契約すればすべて自分の収入になる。
ただし、経験なしでいきなりは難しいので、まずはクラウドソーシングから始めよう。一般のライター求人においては、応募時に過去の経験を問われ、アーカイブ・・・つまり実際に執筆した記事のURLやpdfファイルの提出を求められることが多いからだ。
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主なクラウドソーシングサービス
ここでは、現在多数あるクラウドソーシングサービスの中から、特にビギナーライターの人におすすめのものを紹介することにしよう。
クラウドワークス
筆者自身はクラウドワークスで始めた。ランサーズと並ぶ日本最大級のクラウドソーシングサービスで「量ならランサーズ」「質ならクラウドワークス」などと言われている。
少なくともWebライティング案件に関しては潤沢だ。日々新案件が入ってくる。時には「掘り出し物」と呼べそうな良い条件の案件に出会うこともあるので、日々チェックが欠かせない。
また、ありとあらゆる手続きがオンラインで完結し、集金も任せておけるので安心だ。筆者も現在でも一部の仕事では、クラウドワークスを経由している。
ランサーズ
ランサーズはもっとも古いクラウドソーシングサービスのひとつだ。ライターやエンジニア、デザイナーなどの登録者の数は業界最多とも言われている。
在宅ワーク志向の人やフリーランスサー、副業をしたいサラリーマンや主婦、フリーランスがスキルを磨きつつ収入を確保できる。
サグーワークス
サグーライティングはライティングで稼げる記事作成のサービスだ。書いた記事は様々な企業のサイトのコンテンツとして使われる。記事の作成でポイントを貯めることができて、現金やAmazonのギフト券などに交換することができる。
100文字ぐらいのイージーな仕事から、800文字程度のコラムなどの仕事が豊富にある。好きなテーマを、好きなだけ書いてよいのでスキマ時間のある人にとってはアリだろう。
3000〜8000文字ぐらいの本格的な執筆仕事もあるが、このクラスはテストに通過する必要がある。
bizseek
bizseekはその人の生活パターンに見合った仕事が可能だ。「コンペ式」並びに「プロジェクト式」の好きな方で受注できる。提案の方向性もそれぞれ違うので、それぞれの長所と短所を見極めて受注するようにしたい。
ココナラ
スキルのフリ―マーケットとして人気がある「ココナラ」は、自分の「得意」を売り買いできる「オンラインフリーマーケット」だ。
なんでもかんでも売買できる中で、企業のオウンドメディア担当者ほか、様々なメディアの担当者も発注者として登録していて、オリジナル記事の発注先を探しているのだ。ココナラに登録すれば、そういうクライアントとダイレクトに交渉して仕事を得ることもできる。
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高収入ライターも多数存在するWebライティング界
副業から始めてもいつしか本業の稼ぎを超えて、ライター専業になる人も多い。筆者もそうだ。その気になれば、クラウドソーシングに登録し、今日からでも気軽に始められるのがWebライターだ。
スマホから始められるので、仕事に慣れるまでは低い単価の案件で腕慣らしをして場数を踏み、経験とスキルを身につければ上を目指せる仕事だ。
書くことが好きな皆さん、ともどもに大いに稼ごうではないか!
※合わせて読むとさらに副業がわかる!