英語喉ラジオことMASA RADIO史上、最も輝かしい回が100回を記念に、英語喉の第一発見者であり、後世に残るであろう功績を築いたジーナ・ジョージさんをゲストに迎えたセッションだ。ジーナさんは英語喉共著者の上川一秋氏、通称カズさんの奥様である。
何度か書いたことだが、英語喉実践者のバイブル的著書「CD付 英語喉 50のメソッド」の著者は「上川一秋&ジーナ・ジョージ」であるが、二人とも英語教師ではない。
カズさんは統計アナリストであり、ジーナさんはグラフィックデザイナーである。英語教育に関しては素人なのだ。
しかしだからこそ、旧来の慣習に縛られずに、未曾有の本質的メソッドを体系化できたのだと思う。
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カズさんいわく、「英語喉はジーナの手柄、自分は翻訳しただけ」ということだ、が・・・本当にそうなのか?その辺りもMASA RADIOでしっかり訊いて見た。
ジーナさんの、夫であり同士であるカズさんへのリスペクトが感じられるレスポンスをぜひ聞いて頂きたい。
カズさんとは日常的にやり取りしていたし、MASA RADIOも収録したこともあったが、ジーナさんとはこの時が初めての対話であり、筆者も緊張した。
訊きたいことは山ほどあり、結果的に過去最長の3回のセッションとなった。
英語喉を体系化する段階の話も聞けた。ジーナさんが以前留学で日本に来ていた時に英語が通じなかったエピソードも興味深い内容だ。
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また、収録日当日が日本では9月12日だったのだが・・・実はこの日、向こうでは9月11日、奇しくもあの9.11アメリカ同時多発テロ事件からちょうど10年の日だった。
それに途中で気づいた筆者は、ジーナさんにあの日あの時のことを尋ねてみたりした。彼女は当時を思い出しながら、丁寧にその瞬間や直後のリアルな状況や感じたことを真摯に語ってくれた。
本当に色々と示唆に富んだ内容を語ってくれたジーナさんに大感謝の記念収録であった。では、そのMASA RADIO第100〜102回をどうぞ!
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この時点から8年の時を経た現在、ジーナさんとカズさんが協業で作り上げた英語喉メソッドによって、外国人とのコミュニケーションに自信を持って臨める人が、ひとりまたひとりと増えている。
先日発刊した筆者のKindle版小説「喉の旅 上」はカズさんの「アメリカ社会の中での透明人間の苦悩」に端を発し、ジーナさんとの試行錯誤で英語喉が発見され、体系化した本が世に出てゆく過程で起こった様々なことを描いていて、上中下で一応完結はする。
しかし「喉の旅」自体は終わらない。
ひとりひとりの英語喉実践者が英語ネイティブとの交流の糸口を開いた瞬間から、常にその人にとっての「喉の旅」は始まり、今後も無数の「喉の旅」が始まるのは間違いない。