ユーヨークシティは言わずとしれた合衆国最大の都市であり、人口密度も高い。東京都区部の6掛け程度で、大阪市の9掛け程度だから、その辺は日本っぽい。ある意味アメリカらしくないアメリカ代表都市とも言えるニューヨークで、ジョーは生まれ育った。
〜 英語ネイティブ交友録 Joe(New York, United States)〜
「英語喉ラジオ」とは2011年頃、筆者が大学卒業以来の英語再学習を「英語喉」で始め、ほどなく開始した「MASA RADIO」というポッドキャストで、ネイティブをゲストに迎え、英語学習駆け出しの筆者が英語でインタビューするチャレンジ企画だ。
ニューヨークのジョーとは、筆者が英語再学習の初期に、言語交換サイトで知り合った。その頃彼は、アルバイトを点々としていた。自分が何をしたいかが定まらない、いわゆる「自分探しの旅」の途上の青年だった。
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ルックスはヴァンヘイレンの元ボーカル、デビット・リー・ロスの若い頃のようなエネルギッシュな雰囲気を持ったハンサムガイだった。
英語に関する質問には、本当にまともに向き合って答えてくれたが、どちらかと言えば厳格な教師だった。普段は聞けないようなアメリカ人の本音も、色々と聞くことができたのが懐かしい。
ジョーと筆者の年齢の差は大きかったが、常にフランクにお互いの家族の話などもし合う仲になり、話していて彼が心優しいことは充分伝わっていた。
MASA RADIOの初期、9回目に登場してもらった。筆者の英語学習再開6ヶ月目、英語喉5ヶ月目だ。
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ジョーはかなりの日本好きであり、いつしか日本に来て日本人に英語を教える仕事に就きたいと具体的なヴィジョンを持ったのだ。
そのために熱心に日本語を学ぶかたわら、日本に来るためにマクドナルドやチャイニーズレストランで働いて貯金をしていた。
そんなジョーがやがて良い仕事に出会い、また日本の言語や文化を学べるスクールに入った。
また彼はザ・ピロウズがお気に入りだった。折しもザ・ピロウズのアメリカ公演があり、彼はそのチケットを25ドルで手に入れたようだ。
最後に紹介するのは、彼が英語喉の上川カズさんの「英語喉ライブ」に急遽、半ば無理切り参加した時のことを話題にしたものだ。
※「英語喉ライブ」については下記コラムを参照
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彼は「英語喉ライブ」を聴いて「自分も出たい!」と強く筆者に迫ってきた。カズさんも出演するネイティブをどんどん紹介してほしいというスタンスだったので紹介したら、すぐに出演していた。
ジョーとは普段から日本に来た時は一緒に遊ぼうと約束をしていた。筆者の事情で果たせなかったのが残念だが、ウィル同様、今後実現できる可能性は高いので、再会することを楽しみにしている。
※英語喉メソッドについて
ネイティブの実際の発音方法と、そこで発生するさまざまな音声現象に関しては、日本で唯一の根本的で普遍的なスタディガイド「CD付 英語喉 50のメソッド」(上川一秋&ジーナ・ジョージ著)を参照して欲しい。
副読本「機関銃英語が聴き取れる!-リスニングの鍵はシラブルとビート」は3ビートに特化してビギナーにわかりやすいよう書かれていて、一読するだけでも聴き取りの向上を体験できる。
英語喉著者上川氏は、アメリカ生活を通して得たネイティブ英語の話し方を、英語学習史上初めて解説した、型破りなKindle書籍が下記の二冊だ。
冠詞や定冠詞の、学校では習えないネイティブの認識方法や、英語の発話の仕方に踏み込んで書かれていて、画期的という表現すら陳腐に感じる凄い本だ。
第3の副読本として、物語を楽しみながら「英語喉」が理解できる筆者MASAのKindle版英語喉小説『喉の旅 上: 英語喉メソッド誕生秘話 (或る物書きのジャズな文庫) 』も参考になるだろう。
〜 英語喉関連書籍 〜