或る物書きの英語喉と小説まみれのジャズな日々

  英語喉とジャズと小説をこよなく愛し、映画・アニメ・漫画・R&B・70年代ロック・Suchmosなどに眼がない或る物書きが綴る

英語喉ラジオ「サウスカロライナの学生ジミーに何を訊くねん!?」

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アメリカ合衆国サウスカロライナ州は、イギリスから最初に独立した13州の中においても、一番最初に独立を宣言した州である。それは南北戦争が事実上始まったサムター要塞を擁した州であることが物語っている。ジミーは独立心溢れる気風の中で生まれ育ち、自立心を持って日本語の学習に励んでいた。

  

旗画像

〜 英語ネイティブ交友録  Jimmy(South Carolina, United States)〜

 

「英語喉ラジオ」とは2011年頃、筆者が大学卒業以来の英語再学習を「英語喉」で始め、ほどなく開始した「MASA RADIO」というポッドキャストで、ネイティブをゲストに迎え、英語学習駆け出しの筆者が英語でインタビューするチャレンジ企画だ。

 

Lang-8で知り合い、お互いに勉強中の言語の文章(相手のネイティブ言語)を真剣に添削しあった度合いが、最も強いのがサウスカロライナのジミーだ。 

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彼は凄かった。

ジミーの書く日本語の文章は、ほぼ日本人が書いたものと遜色ない・・・あるいは水準以上の文章を書いていた。

 

筆者が知る中で、ピカイチに日本語が日本語らしいと感じられる文章を書いていたのだ。それだけに、ちょっとしたミスが勿体ないと思った筆者は、通常なら流してしまう軽いミスも、徹底的に解説した。

 

彼は彼で筆者の英文の添削を、感銘を受けるぐらい真摯に向き合ってくれた。筆者と同様、ちょっとした間違いでも、深く掘り下げて様々な例を出して教えてくれた。非常によい学習パートナーであり、言語交換パートナーであったと思う。

 

また、話す前はジミーは南部訛りが強いかも知れないと思っていたが、そんなこともなかった。また、変な言い方だが、「声の表情」が豊かだ。声のトーンに気持ちが乗っかっている。

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そんなジミーとの Masa Radio はこれだ。屋外で録っているので騒音が時として激しく、ジミーが笑ってしまう瞬間があった。

 

audioboom.com

 

余談だが、筆者の英語のライティング能力を高く評価してくれた英語ネイティブが、有難くも二人いる。ひとりはラスベガスの「やさぐれブライアン」、そしてもうひとりがこのジミーだった。

 

二人のタイプは全然違うが、「語学ヲタク」という点では一致し、またその深さも拮抗しているから、そんな彼らに英文ライティングを評価されたのは正直嬉しかった。

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ブライアンがある日、Skypeのテキストチャットで、日本語で以下のように書いてきた。原文だ。彼を「やさぐれブライアン」と呼ぶ筆者の意図も伝わるだろう。

 

「おいマサ、おれの翻訳奴隷め!

普通の日本人はR音やTH音で苦労するが、マサ、てめえのR音とTH音はネイティブと変わらねえ。

L音がてめえの最大の弱点だぜ。それを克服したら会話力も認めてやるぜ」

 

言い回しはひどいが、彼なりにとても褒めてくれている。それ以来L音の改善に励む筆者であった。

 

そしてジミーはジミーで、英文で以下のような主旨のメッセージをくれた。

 

「マサの英語の文章は、僕の友達が書く文章よりもしっかりしている。ネイティブが使う表現がよくわかっています。それと前置詞の使い方が上手です。ネイティブであってもは前置詞の使い方があいまいな者は、実は多いのです」

 

もちろん、これはあくまで英語のライティングを褒めてくれているのであって、筆者の英語のスピーキングにおいては文法的なミスは混じる。まぁあの英語ヲタク主婦のYossyさんでも、同様の告白をしているぐらいだから・・・。

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ともあれ、彼らの日本語のライティング能力も素晴らしいのだ。筆者が添削するのも、もはや基本的なミスはほとんどなかった。そこまで書ける外国人は珍しいぐらい。

 

日本人でも表現の仕方で悩むような、そこそこ高度な国語レベルの添削をしていたのを記憶している。

 

しかし二人の根本的に違う点がある。良い悪いの問題ではないが、ブライアンは純粋に「語学ヲタク」であり、完全な趣味の世界だ。他にも中国語や韓国語もやっていたし、スペイン語、ドイツ語も話せる。

 

一方、学生であるジミーは将来の職業として「翻訳者」になりたいから真摯に日本語を学んでいるという目的意識がハッキリした学びなのだ。

 

ジミーは話す方は苦手だと言っていた。つまり、同じ translater でも「通訳者」ではなく「翻訳者」の方を目指しているのだ。

 

なっていたとしたら、今頃はもう若手からベテランの域に差し掛かり、脂が乗った翻訳者になっているのではないだろうか。