或る物書きの英語喉と小説まみれのジャズな日々

  英語喉とジャズと小説をこよなく愛し、映画・アニメ・漫画・R&B・70年代ロック・Suchmosなどに眼がない或る物書きが綴る

史上初の英語喉学習Kindle小説『喉の旅 上』冒頭部分を無料公開

 

先月に発刊した筆者MASAの英語喉学習小説『喉の旅 上』はお陰様で部数が伸びており、すでに百人を悠に超える方に読んで頂いている。

 

本稿ではひとりでも多くの方に興味を持ってもらうために、冒頭部分である『木中の花』の章の『透明人間』の項目をまるごと、無料で公開する。

 

本画像

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喉の旅 上 

~英語喉メソッド誕生秘話~

 MASA  著 上川一秋 監修

目次

まえがき

木中の花

透明人間

試行錯誤

天啓

ジーナの仮説

発音の根幹

シラブルの真の法則

雪解け

臨界点

スリービート

体系化

阿吽の呼吸

アクシデント

雪解け

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木中の花

 

透明人間

 

今日はこれでもう30分以上、誰もこちらを向いてくれん・・・今日の会議に参加しているメンバーは10人だよな?

おれって何者・・・みんなおれが見えないのか?

まるで会議室に8人の男女アメリカ人とひとりの中国人・・・その9人しかいないみたいに、一切おれ抜きで議論が進んで、意見が交換されている・・・

 

 

故郷広島から遥か遠く離れたアメリカ合衆国ワシントンDCの、トーマスジェファーソン通りを見下ろすNorth American Research(NAR)本部ビルの中にある小会議室の片隅で、生来楽観主義者であるはずの上川一秋が溜息を漏らしつつ思った。

 

これは透明人間だ、まるで・・・いや、本物の透明人間なら、嫌な場所から気兼ねせずに去ることができからいい・・おれは居づらくても最後までいないといけないんだからな・・・

 

上川はこの状態がいつまで続くのかを考えると気が滅入った。いつもこうなのだと彼が感じるのは、決して思い過ごしではない。

 

議長である彼の所属部署のボスからして、こういう会議の場でメンバーの顔を時折見渡す時に、上川の方を見る回数が何故かいつもあまりにも少ないのだ。彼はこの事を「注目の不公平」と名付けていた。

 

そう名付けるに足るぐらいの不公平感に苛まれていたのだ。しかもその不公平感はボスだけに感じるのではなく、日常を通してほとんど全てのメンバーに感じられたのだ。

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おれの英語が稚拙だから?いや・・・それは違う・・・

 

彼のその自己分析は妥当だ。日本にいる時に取得した英語検定一級  、TOEFL640点という彼の成果が裏打ちする英語というものへの自信は客観性があり、決して過信ではないと言えよう。

 

大学時代にはJUEL杯という全国ESSの英語弁論大会に出場して、全国優勝を果たしたこともある。事実彼はアメリカ人の英語であれば、社会人になる前には殆ど理解出来るレベルに達していた。

 

じゃ、一体どうゆう訳だ?

 

思いたくはないが「人種差別」と言う言葉すら上川の脳裏をよぎった。

 

いやいや・・・違う・・・・同僚の李君は中国人だけど、ボスや他のメンバーの李君への態度は、彼らが同胞に接するときの態度と全然変わらない・・・じゃ、なんでおれだけが・・・

 

上川は広島県豊田郡(現・東広島市)安芸津町に  生まれ、同志社大学の英文科を卒業した後、大阪市内の高校で英語教諭を務めた。

 

その後1994年に単身アメリカに渡り、イリノイ州のシカゴ大学の大学院にて社会学の博士号を取得する。

 

そして南フロリダ大学の研究員などのいくつかの職務を経験した後に現在の職場、NARでリサーチアナリストとして働いている。

 

彼の専門は教育社会学と教育統計分析だ。そうやって英語力で切り開いてきた自らの来し方を振り返るに連れ、上川の不満は募るのだ。

 

こんなに自分は英語が普通に使えるのに、なぜ無視されるのか・・・英語力が足りないのなら仕事で相手にしてもらえなくとも仕方ないだろう、実力社会だからな、この国は・・・でもおれの英語はそうではないだろ?

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彼は統計やデータ分析という、国籍や母国の文化に全く関係のないことをやっていたために、つまり日本と関連性がない仕事そして就職先を選んだので、結果として有無を言わさずアメリカ社会のど真ん中に放り込まれた。

 

それ自体はいいのだが、そのなかで自分は英語がちゃんとできるのになぜ透明人間扱いなのか、何故無視され続けるのかが彼の半生における最大のジレンマだった。

 

これが日本に関連がある仕事をしていたり日系の企業であれば、同僚や上司がアメリカ人であっても日本に理解を示す者が多いだろうし、透明人間扱いは経験しなかったかも知れない。

 

上川が腑に落ちないと感じるのは、例えば同僚でそれなりに親しいアメリカ人ケヴィンと1対1でなら全く問題なく会話が成立する。一方、同じく同僚でヨーロッパ系の英語ネイティブであるローランドとも上手く話せる。

 

それなのにその3人、上川、ケヴィン、そしてローランドの3人で会話をすると状況は一変するのだ。実際、昨年の会社の謝恩会の時に彼は、生涯忘れ得ないだろう屈辱の時間を経験した。

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その時上川はケヴィンと親しく喋っていた。そこにローランドがやってきた。するとあろうことか、ケヴィンとローランドは上川の存在を完全に無視して喋り始めたのだ。

 

おそらくもし彼がその場から立ち去っていたとしても、二人ともそれに気付きすらしないであろう勢いだった。

 

またある時には、とある案件の指示を仰ぐために上川とアメリカ人同僚コルトンの二人でボスの所へ行ったら、ボスはコルトンの方だけを見て実に20分以上しゃべり続けた。

 

さすがに悔しくて意気消沈しつつも、上川はその後コルトンが必要な書類を自分のデスクに取りに戻った時にボスに単刀直入に聞いてみた。

 

「What do you think of my English?(私の英語をどう思われますか?)」

「Your English? I think I understand you.... So?(君の英語?言 ってることは分かるよ・・・・それで?)」

 

上川は自分の英語がネイティブと同じだとばかり思っていたので、さすがにボスのこの淡白な反応はショックだった。

 

さらに輪をかけてショックだったのは、その後にコルトンと二人になった時に同趣旨の質問をした時に彼に言われた言葉だ。

 

「You don't have to worry. Your English is fine. Well, to be honest, sometimes I can’t hear your L and R . (君の英語はちゃんと通用するから心配ないよ。ええと、正直言えばLとRが聞こえない時がたまにあるぐらいかな)」

 

そう言われてみれば、上川自身はネイティブの発するLとRの聴き分けが出来ない時が度々あった。でも自分の発音自体は出来ていると思い込んでいたのだ。

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またある時には、会社の同僚アメリカ人男女6人と共にランチに行った。そんな折には透明人間扱いされるのが分かっていたので、なるべくそうならないよう、少なくともなり難いように真ん中に座ってみた。

 

すると上川の右側が談笑のグループを形成し、さらに左側が別の談笑グループを形成した。彼らの顔を一人一人見ても、誰一人として上川の方を見て喋る者はいなかった。彼は完全にぽつんと一人取り残された訳だ。

 

おれが今、ここで消えてきっと誰も気付かないだろうな・・・・・

 

そう思うと上川は悲しさと悔しさを通り越して・・・不条理さえ感じた。

 

過去のその類の嫌な思い出が湧いては消え、また湧いてはこの小会議室のアイスグレーの壁に溶け込んでは消え、そうこうしている間に彼の本日の会議における透明人間のお務めは1時間の長きに渡った。

 

そして一言も発言する機会のないまま会議は終了した。

 

その夜、上川はジーナに、いつになく深刻な面持ちで問うてみた。

 

「How is my English different from native speakers ’?(おれの英語はネイティブスピーカーの話すやり方とどう違うと思う?)」

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その時の彼の心境はと言えば、透明人間の状態は彼自身を取り巻く「日本と全く関連のない職場と言う背景」から生まれる特殊な状態からだと思いたかったのだ。自分の英語力も否定したくない。かと言って人種差別とも違うと思う。

 

五里霧中とも言える彼の社内における存在意義は、仕事のスキル以前の問題だ。

 

こいつを解決しない限りこの地で暮らしてゆくための燃料は、早晩枯渇するかも知れないという、どす黒い恐怖が忍び寄ってくる。

 

限界に達したその日の、ジーナとの夕食の話題がそれだ。

 

上川のいわゆる国際結婚をした相手、妻であるジーナはオハイオ州に生を受けたグラフィックデザイナーであり、もの書きであり、ダンサーでもある根っからのアーティストだ。

 

しかしその感性は芸術の分野だけに留まらず、マーケティングの分野でも威力を発揮していた。

 

実際、多国籍企業の宣伝活動の分野で10年を超える彼女のその方面のキャリアは生半可では不可能だ。そのジーナがアメリカ社会に順応しようともがく一日本人男性上川の、想像を絶する苦悩を初めて赤裸々に聞き、少なからず驚いた。

 

そして同情とか感傷とは縁遠い、力強いジーナの探求心と知的好奇心が鎌首をもたげた。

 

その日、答えが全く見えない難問の、しかしきっと存在する筈の答えを探し求める彼らの、文字通り試行錯誤の探求が緒に就いた。

 

 

トム・ハンクスの名作映画『フォレスト・ガンプ』は英語喉3ビート最強見本

 

トム・ハンクスの出世作であり、公開当時様々な項目で話題になった「フォレスト・ガンプ」は英語喉的には最高のサンプルである。この映画は「バック・トゥ・ザ・フューチャー」で一躍有名になったロバート・ゼメキス監督の作品だ。

  

ガンプ画像

https://entertainment-bridge.com/forrest-gump/

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~トム・ハンクスが再現する南部訛りは英語発話のお手本~

 

 

主人公である、知能は劣るが純粋でエネルギッシュな「うすのろフォレスト」を通して50~80年代の古き良き(賛否はあるが)アメリカを描いている。

 

ケネディ大統領やジョン・レノンとテレビ映像で語り合っているような場面も当時のテクノロジーで表現されていて、注目を浴びた。


ストーリーや背景ももちろん面白いが、とても興味深いのがフォレストを含む登場人物の強烈な「南部訛り」だ。アラバマ州ということでいわゆる「ディープサウス」のクセの強い訛りが丸出しである。 

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南部訛りに顕著なシラブルのスリービート

 

南部訛りと言えば70年代のサザンロック、オールマンブラザーズやレーナードスキナードの、ああいう感じの粘っこい歌い方は結構好きだった。

 

余談だが、リドリー・スコットの名作「ブラックレイン」はそのキャストの濃厚さもさることながら、マイケル・ダグラスが夕焼けに染まりながらオートバイで疾走するタイトルバックに流れるグレッグ・オールマンのバラード “I'll Be Holding On” は最高にイカしていた。

 

いつまでたっても洗練されず、南部訛りのグレッグのヴォーカルが、映画本編の男の業や友情や別離などのさまざまなものを見事に表現している。

 

さて、英語喉方面からも見てみよう。

 

この南部訛りだが、深い喉発音はもちろんのこと、シラブルの「スリービート」が「物凄く」よくわかる。

 

「スリービート」は「喉発音」と併せて「英語喉メソッド」の根幹である。

 

極めてシンプルに説明すると、「喉発音」は日本語が「口発音」=口の中で音響かせるのに対し、英語ネイティブは「喉発音」=喉で音を響かせるのだ。

彼らの喋るサウンドが明らかに違う理由であり、実は日本人でもそれと同じことができるのである。

 

ただし、喉発音は体得するまでの期間は個人差がある。しかし、スリービート理論は、素直な姿勢で臨めば、ほぼすぐに理解できるので、分厚い「50のメソッド」に気後れする人には、先に「機関銃英語」から入っても良いかも知れない。

※スリービート理解の参考に

 

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ネイティブスピーカーのリズミカルな発話の秘密

 

「スリービート」は英語ネイティブの発話するシラブル(音節)はすべて子音+母音+子音でワンセットになると言うことだ。

 

3つの音で構成されるので、日本語の子音+母音というツービートとは根本的に違う。彼らの喋る英語の軽快なリズムはそこから生まれるのだ。

 

例えばCOPYはCO/PYではない。COP/PYとなるのだ。

 

TENNISなら元々のスペル通りでTEN/NISだから解りやすいが、COPYも同じで母音は隣の子音と引っ付くのである。実は喉発音でやれば、自然に引っ付く。口発音ではそうならない。

 

なにせSRIPNGはたったの1シラブルで発音されるのだ。日本人的にはシラブル感が全く違うので、聴き取りにくいし日本人の英語が伝わりにくいのである。詳しくは下記コラムを参考にして頂きたい。

 ※筆者最多ブックマーク:はてブ週間ランキングTOP獲得の人気コラム

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英語喉メソッドは英語ネイティブがやるやり方そのものをやろうというアプローチであり、「英語喉50のメソッド」に全ての音声現象が説明されている。何度も言うが、このメソッドでやれば、日本人でもネイティブと同じ発音ができるのである。

 

 

スリービートにフォーカスした副読本「機関銃英語が聴き取れる」も解りやすいと好評である。

 

 

 

 

以下のYoutubeで観られる予告編は、映画の中の味わい深いワンシーンだ。回想するフォレストは物凄いスリービートで喋り、弾みまくっている。

 

ディクテーション(聴き取って書き起こすこと)をしてみたので、音声と比べることで、スリービートのリズムのなんたるかが解ると思う。

 

極端ではあるが、日本人としては今までスリービートに馴染んでいなかったので、英語のリズムを象徴していると考えてお手本にすればよいのではないだろうか。和訳の字幕が入っているのが残念だが我慢して頂きたい。

 

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書き下し文


フォレスト:hello. my name's Forrest, Forrest Gump. you want a chocolate?

i could eat about a million and a half of these.

my momma always said, life was like a box of chocolates.

you never know what you're going to get.

those must be comfortable shoes.

i'll bet you could walk all day in shoes like that and not feel a thing.

i wish i had shoes like that.

 

黒人看護師:my feet hurt.


フォレスト:momma always says there's an awful lot you could tell about a person by their shoes. where they're going. where they've been.

i've worn lots of shoes. i bet if i think about it real hard i could remember my first pair of shoes.

 

どうだろう、スリービートが感じられただろうか?

映画の中でフォレストは、口を開けっ放しで唄うようにボォンボォンと喋るので、シラブルが捉えやすい。しっかり三つのビートが感じられる。

 

しかしだ。トム・ハンクス自身はカリフォルニア州出身なのだ。上手に南部訛りを真似ている・・・・というか、やはり喉発音の人は、口発音の人よりモノマネが上手いのだろう。

 

トム・ハンクスを担当する声優の山寺宏一氏など、本業でもないのに物真似が異常に上手い。彼は完璧な喉発音だ。


ともあれ英語喉実践者が「フォレスト・ガンプ」を観れば、3ビート理論と喉発音にさらなる確信をもたらすことだろう。

 

英語喉による聴き取りのおかげで、過去に観た洋画が新しい感動を伴って楽しめる。人生の美味しい部分のいくつかを、二度も体験できるようなものである。

 

 

 

 

クリント・イーストウッド『グラン・トリノ』本場の英語3ビート堪能!

 

クリント・イーストウッドの監督・主演による「グラン・トリノ」は惻隠(そくいん)の情を描くハードボイルドであり、人種差別の不毛さを訴える燻し銀の人間ドラマであり、ハートウォーミングで最後の最後まであっと驚かされるエンターテインメント作品だ。

 

クリント画像

https://mainichi.jp/premier/business/articles/20170711/biz/00m/010/001000c

多くの人々が絶賛する「グラン・トリノ」は、クリント・イーストウッド演じる頑固一徹のポーランド系アメリカ人コワルスキーと、中国のモン族のタオとスーという姉弟との奇妙な友情が生む、ハードボイルド人間ドラマだ。

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〜熱量あるドラマでネイティブの3ビート理解も深まる〜

 

 

この映画は正直お固い方々にはお薦めし難いぐらい、差別的な言葉やスラング、罵詈雑言が盛りだくさんの映画であり、主人公やその周辺人物の口の悪さと言ったら相当なものだ。

 

それでも、そこにはソフィスティケイトされていない本来の「生のアメリカ」があり、クリント・イーストウッドの狙いは差別を助長するのとは真逆の、差別が如何に馬鹿げたものであるか、如何に人間たちの共存という根本から見て無意味なことであるかを伝えたいのだと感じる。

 

さて英語喉的には、登場人物の喋りがかなりリアルで、エモーショナルな部分も含め、全編を通してスリービートがびんびん感じられる最高の教材だ。 

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スリービートは簡単に言うと、日本語とのシラブル(音節)の取り方の大きな違いだ。

 

テニスは日本語のカタカナ英語では te・ni・su の3シラブル

英語では ten・nis の2シラブル

 

語感的には日本語の「タカタカタカ」というのに対して「ボォンボォン」という感じだ。

 

また、日本語の 子音+母音 という基本形に対して

英語は 子音+母音+子音 が基本形だ。母音を子音でサンドイッチしている。だからスリービートなのだ。中抜き三連符のようなものである。

 

tennisならスペル自体もそうなっていてわかりやすいが、スペルがそうなっていなくても同じである。

caravanなら car・rav・van  という具合に隣の子音を半分借りてくるのだ。というか、喉発音でやると、勝手に隣の子音と繋がるので、意識する必要がないのだ。

 

典型的な例はアーティストBruce Springsteenの名前をシラブルで区切ってみればよい。日本人的感覚でいくと、ブ・ルー・ス・ス・プ・リン・グ・ス・ティーン、と9シラブルになる。


ネイティブは違う。

Bruce・Spring・steen

たった3シラブルで読んでしまう。日本人は実にその3倍ものシラブル数で発音し、なおかつ聴いているので、英語をせわしないと感じる。

 

詳しくは「英語喉 50のメソッド」に全て書かれてある。アウトラインはこのブログの中の下記の記事で掴めるかと思う。

~最多ブックマークの人気コラム~

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さて、それではスリービートたっぷりの「グラン・トリノ」の中から、YouTubeで視聴できる名場面を3つピックアップしてディクテーションをしてみた。 

 

動画を観て、また書き下し(文字起こし)文を読んで、ああこの単語のつながり、こう言う文章は、ネイティブはこんなリズムで喋るのか、という風に参考にしてもらえれば幸いだ。

 

まずは、コワルスキーがタオを知り合いのイタリア系の口の悪い店主がいる床屋、つまり散髪屋に連れて行き、大人の男の振る舞いをレクチャーする場面だ。

 

口が悪すぎる大人二人が、言葉に反して若いタオに向ける湿っぽくない優しさがとても心地よい。

 

ちなみに、男前を上げるためにまずは床屋に連れて行くのは、マフィア映画の定番なのでそのパロディか?

  

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書き下し文 

you okay? you are ready?
sure.
let's go in.
perfect. a pollack and a chink.
how are you doing, Martin,
you crazy Italian prick.
walt, you cheap bastard, I should have known youd come in,
I was having such a pleasant day
what did you do?
jew some poor blind guy out of his money.
giving him a wrong change?
who's the nip?
he is a pussy kid from next door.
i am just trying to man him up a little bit.
you see kid?
that's how guys talk to one another .
they do?

do you have shit in your ears?
now go out and come back in and talk to him like a man.
like a real man.
come on. get your ass out of here.
come on back now. sorry about this.
that's ok.
what's up you old Italian prick?
get out of my shop before I blow your head off you goddamn dick smoker.
Jesus Christ.
shit.
take it easy. what the hell are you doing? have you lost your mind?
that's what you said.
that what you said men say.
you don't just come in and insult a man in his own shop.

what happens if you meet some stranger? If you get the wrong one he's gonna blow you
gook head right off.
what should I've said then?
why don't you start with hi or hello.
yeah just come in and say sir, I'd like a haircut if you have a time.
yeah, be polite but don't kiss ass.
in fact you can talk about the construction job you just came from.
and bitch about your girl friend in your car.
son of a bitch, I've just got breaks fixed
and those sons of the bitches really nailed me. they screwed right in the ass.
yeah, don't swear at the guy. Just talk about people who are not
in the room.
you can bitch about your boss making you work overtime
when it is bowling night.
right, my old lady bitches for two goddamn hours about how..
they don't take expired coupons at the grocery store.
and the minute I turn on a fucking game she starts crying we never talk.
see now go out, come back and talk to him.
and it ain't a rocket science for Christ sake.

yeah, but I don't have a job, a car, or a girlfriend.
Jesus, I should have blown his head off when I had a chance.
maybe so, I want you to turn around and go outside
and come back and don't talk about having no job,
no car, no girlfriend, no future, no dick. OK, just turn around and go.
excuse me sir, i need a hair cut if you ain't too busy.
you old italian son of a bitch prick barber.
boy, does my ass hurt from all the guys at my construction job.
fuck me. 

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次にスーが黒人の不良たちに囲まれ、いたぶられているところに遭遇したコワルスキーが、迫力ある懲らしめ方を披露する場面だ。

 

書き下し文 

what the fuck are you looking at old man?
what the hell are you spooks up to?
spooks?
you'd better get your ass on honkey, while i still let you.
that's you'd better do.
what the fuck he thinks he is?
have you noticed how you come across somebody once in a while ...
you shouldn't fucking with?
that's me.
you are fucking crazy, get out of here, man.
why don't you get your ass out of here before we kicked your wrinkly white ass.
what's wrong with him man?
the motherfucker's crazy.
what is this thing? what the hell?
get in a truck.
crazy motherfucker.
what's wrong with him, man.
hey pops come on now.
shut your fucking face.
you don't fucking listen, do you?
now get in a truck.
go get in a truck girl.
let her go, old man!
shut up pussy.

what is this 'bro' shit anyway?
you want to be superb page, or something
these guy don't want to be your bro and I don't blame them.
now get your old faint paddy ass on down the road.
take care now.
you too.
oh, yeah.

 

最後に、終盤に差し掛かり、ある決意を秘めたコワルスキーがそれを実行する前に、教会で青年牧師に懺悔をする場面だ。

  

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書き下し文 

what can i do for you, Mr. Kowalski?
i am here for a confession.
lord Jesus, what have you done?
nothing you just take it easy now.
what are you up to?
are you gonna give a confession or not?
how long has it been since your last confession?
forever.
bless me father, for I have sinned.
what are your sins, my son?
In 1968, i kissed Betty Jablonski
at the factory Christmas party.
Dorothy was in the other room with the other wives.
it just happened.
yes, go on.
well, i made 900 dollars profit selling a boat and motor.
i didn't pay the taxes it is the same as stealing.
yes, fine.
lastly...
i was never very close with my two sons.
i don't know them. I didn't know how.
that's it?
that's it.
it's bothered me most of my life.
say 10 Hail Maries and 5 Our fathers.
God loves and forgives you and absolves you of all your sins.
in the name of the Father, son and the holy spirit.
thank you padre.
are you going to retaliate for what happened to Sue.
im going over to that house today, Mr. Kowalski.
is that so?
it is.
and every other day until you see the folly of what you are planning.
busy day, got to go.
go in peace.
oh i am at peace.
Jesus Christ.

 

ここで紹介したのは一部だが、作品そのものを観る価値があるとお薦めしたい。

 

日本でいう喜寿の頃のクリント・イーストウッドの渋過ぎる演技とともに、周辺人物の味わい深い脇役ぶり、意表をつく終盤のストーリー展開、そしてスリービートに乗った英語を堪能できる映画であることは間違いない。 

 

 

  

 

『ショーシャンクの空に』でモーガン・フリーマンが表現した諦観と希望

 

1994年のアメリカ映画『ショーシャンクの空に』はスティーブン・キングの中編小説『刑務所のリタ・ヘイワース』を映画化したものだ。オスカー受賞こそ逃したが7部門にノミネートされ、世界的なヒットムービーとなった。日本でもこの映画のファンは多いようだ。

 

~名優モーガン・フリーマンの英語をディクテーション~

  

筆者はキングの原作を映画化される10年前に読み、これぞ小説だと感銘したものだった。そして映画化されたものも、素晴らしい出来栄えであったことは論を待たない。壮大で爽快で感動する冒険譚として仕上がっていた。 

 

余談だが、小説の原題 "Rita Hayworth and Shawshank Redemption"(邦題:刑務所のリタ・ヘイワース)はとても素敵なタイトルの付け方であり、映画版も当初は原題通りを想定していたのに、直前で変わったらしい。

 

リタ・ヘイワースとは1940年代のアメリカで、セックスシンボルとして名を馳せた女優だ。その女優リタ・ヘイワースの伝記映画と誤解されかねないという声が多く、やむなくタイトルを変えたらしいので、それは仕方のないことだ。

 

なぜリタ・ヘイワースの名が出てくるかと言えば・・・

 

主人公アンディの親友、モーガン・フリーマン演ずるところのレッドは、刑務所の外からどんなものでも調達できる人脈を持ち、刑務所の中で商売をしているという設定だった。

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アンディと親しくなったレッドは、ある日彼から「等身大のリタ・ヘイワースのポスター」を手に入れることはできないかと頼まれる。そんなのお安い御用だと、レッドはアンディにリタヘイワースの大きなポスターを取り寄せてあげた。  

 

そこからが、どうして『刑務所のリタ・ヘイワース』が素敵なタイトルかということにつながる展開になるのだが、映画を観ていない人や小説を読んでいない人に対してネタばれになるので、これ以上は書けない。

  

さて、映画本編中の名シーンのひとつが助演、というより主演を食うほどの素晴らしい演技を見せてくれた名優モーガン・フリーマンの終盤の、仮釈放のための面接シーンだ。渋くて味わいある場面だった。

 

以前、その場面を切り取ったYouTube動画を見つけたのでディクテーション(聴き取って書く下すこと)をしてみた。

 

www.youtube.com

 
ともかく聴き取ったままを書いてみたのが以下の通りだ。

 

please sit down.

now let's boyd redding. your file says you served fourty years of a life sentence. you feel you've been rehabilitated?


rehabilitated?

well now let me see ummmm... you know i don't have any idea what that means.

well it means you're ready to rejoin society....


i know what you think it means, sorry. to me, it's just a made-up word a polotician's word, sorry.

young fellas like yourself can wear a suit and a tie... and have a job. what do you really want to know? am i sorry for what i did?

 

well, are you?

it's not a day goes by i don't feel regret. and not because i'm in here or because you think i should.

 

i look back on the way i was then...  a young, stupid kid commited a terrible crime.  i want to talk to him. i want to try to talk sense to him, tell him the way things are.

 

but i can't. that kid's long gone, this old man is all that's left, and i've got to live with that. rehabilitated? it's a bullshit word.

 

so you go on and stamp that form, sonny, and stop wasting my time. because i tell you truth... i don't give a shit.

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モーガン・フリーマンの英語も、英語喉的に言う「スリービート」がわかりやすいリズミカルな発話だ。

 

スリービート理論は極めてシンプルに言うと、ネイティブの発音はすべて・・・

 

子音+母音+子音 

 

常にこのパターンで、一つの母音を両側の子音がサンドイッチにして三つの音でワンセット、ワンシラブルを形成しているということだ。

 

音楽の面から補足すると、ひとつのオタマジャクシ=音符は一つのシラブルに対応している。これはビートルズの曲などを例にとると非常に分かりやすい。なぜなら、特に初期はワンシラブルの単語ばかりで歌詞が作られているからだ。

 

ともあれ、詳しくは上川一秋&ジーナ・ジョージ共著『CD付 英語喉 50のメソッド』や副読本『機関銃英語が聴き取れる!-リスニングの鍵はシラブルとビート』のどちらでも、詳細な説明がなされている。

 

     

本ブログ内の下記コラムでも、スリービートの概略を伝えている。

~最多ブックマークの人気コラム~

尚、筆者の英語喉小説『喉の旅 上: 英語喉メソッド誕生秘話 (或る物書きのジャズな文庫) 』の中でもストーリーの中で分かりやすい説明を試みている。

 

 

音声学や発音記号を理解していても、その人が喉で響かせない限り、どこまで行っても本当にネイティブの英語のような発音にはならない。

 

逆に言えば「喉発音」「スリービート」の二要素を抑えればもう9割がた英語喉をマスターしたようなものなのだ。ネイティブにがんがん通じる発話ができる。

 

さて、モーガン・フリーマンによる、映画のエンディング部分のナレーション(モノローグ)が大変味わい深いので、実は自分の発音練習用にファイル化したものがある。

 

audioboo.fm

 

そのモノローグをディクテーションして書き下した一文、美しい散文詩のようなその一節を以て、このコラムを締めくくることにする。

 

i find I'm so excited I can barely sit still or hold a thought in my head.

i think it's the excitement only a free man can feel. 

a free man at the start of a long journey, whose conclusion is uncertain.

 

i hope I can make it across the border. 

i hope to see my friend and shake his hand. 

i hope the pacific is as blue as it has been in my dreams.

 

i hope.....

 

  

今すぐ使える生きた英語!第6回 英語ネイティブ頻出言い回し集

 

誰も教えてくれない「英語ネイティブスピーカーが普段によく使う言い回し」を、筆者MASAの100人を超えるネイティブとの交流経験を元にセレクトして紹介するシリーズの第6回目だ。  

 

本画像

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 生きた英語頻出言い回し6: definitely

 

これは本当に良く聞く言葉で、ネイティブと会話していても、あるいはラジオを聞いていても必ずと言って良いほど聞く言葉だ。

 

「間違いなく」「確かに」とか「きっと」とかの意味で、副詞として文の中で意見や応答に確信を持ってる時に使うと、より強調できる。

 

この言葉は実にスペル間違いの多い言葉でもある。ネイティブ、ノンネイティブを問わず下記のように誤記されることが多い。実際、筆者も何度も目にしている。

 

definately・・・✖

definitely ・・・〇

 

おそらくネイティブの発音が「デフナリ―」のように聴こえることからの間違いだと思う。

 

では、次の項目で実際の発音に関して、英語喉的に説明しよう。

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definitely の読み方 英語喉的解説

 

シラブル(音節)分割は以下の通りだ。

 

def/fin/nit/liey

2番目のシラブルの「i」は喉の最も深いところで響かせる、ネイティブ発音記号の「i」もしくは「u」である。アンダーラインは喉の深い方の「ゲップエリア」つまり、ゲップをするときに使われるエリアだ。

 

ちなみに英語喉では、喉の上部はあくびをするときに使われる「アクビエリア」と呼ばれる。

 

この「i」もしくは「u」は多くの場合置き換えが可能である。

before などの「e」部分はネイティブによってどちらの言い方も聴いたことがある。

 

スペル的には「i」を使って「ビフォア」的な聴こえ方が気温かも知れないが、筆者の感じ方としては「バフォア」的に聴こえる場合の「u」を使う王が多い気がする。検証した訳ではないので悪しからず。

 

3番目のシラブルの「i」も同様に「i」もしくは「u」だ。

 

この2つは結構ネイティブ発音のキーポイントでもあり、筆者は勝手に「深堀り母音」(喉を深く掘る感じで発音するから)と名付けて参考音声も掲載したコラムを書いているので、参考になれば幸いである。

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3番目と4番目のシラブルのつなぎ目は要注意だ。

 

nit/liey

Tの前半とLの後半が連続しているので、Tの方は上顎裏に舌を着けたTカタチになるがそのままLの後半を頭にLIE(リー)となるのでT音は響かない。

 

しかしTを読まないのでは決してない。鳴っていないからと言ってこれをはき違えてTを読まずにいきなりLにつなげる人がいるが、それはネイティブが聴いたら nil/liey と聴こえて違う言葉になってしまう。

響かないが一瞬のTの部分の間があってLが鳴るので、ちゃんとTのライフサイクルの前半を聴いているのである。

 

4番目のLYをLIEYと表記したのは、スペルには母音が書かれていないが実際は「IE」(イー)でよく表現される母音が存在するからである。

 

そしてその母音は喉発音の場合は必ずY音が自然発生する。響きが喉の深部に落ちて響くような感じだ。

 

ネイティブの言う「mail」や「feel」がメーユとかフィーユという感じで聴こえがちなのは、Lと同時にYが鳴っているからである。

これも先ほど紹介した筆者の「深堀母音」のコラムの音声でも言及している。

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definitely の使用例

 

この言葉が便利なのは、強い肯定(Yes)や、また強い否定(No)としても使えることだ。

 

"Did you have a good time?"  "Definitely!"  

「楽しめた?」「はい、もちろん!」

 

"Don't you agree to my request?"  "Definitely not." 

「私の要求は飲めないのですね?」「絶対無理です」

 

また、Certainlyも同様の使い方ができる。

 

"God! He's going mad!"  "Certainly!"

「わちゃ~!あいつ狂ってる!」 「まったく!」

 

あと、筆者の経験から、ネイティブたちはAbsolutelyも近いニュアンスで使っていると思う。

 

それともうひとつ、Exactlyも似ている。

 

同意のニュアンスが強いのかも知れない。

 

また、Indeedとかも似てる。「実に・・・」「実際・・・」みたいな。

 

それぞれ同様の使い方ができても、微妙なニュアンスは違うと思う。

 

個人的見解として、筆者が感じる「近い日本語のニュアンス」を参考に記しておく。

 

"Definitely!"  「違いないっ!」

 

"Certainly!"  「たしかにね!」

 

"Absolutely"  「絶対そうだな」

 

"Exactly"  「まったくそのとおり」

 

"Indeed..."  「まったくね・・・」

 

以上が「definitely」に関しての、実践から得た生きた情報である。

 

また次回をお楽しみにして頂きたい。

 

 

ミック・ジャガーと米大物MCに学ぶ英語喉発音&3ビートをGET!

 

アメリカの新旧大物MCと言えば、大御所ラリー・キングと脂が乗り切っているジミー・ファロンだろう。2010年、大御所ラリーのトーク番組に当時人気が急上昇中だったジミー・ファロンがゲストで招待された回は、ジミーの魅力が満喫できて、またミック・ジャガーのビデオも流れ、大変面白かった。

 

ミックジャガー画像

https://www.wsj.com/articles/mick-jagger-health-issue-prompts-rolling-stones-to-postpone-tour-11553962491

〜これがアメリカ随一MCの英語&これがロッカーの英語だ〜

 

腕まくりとサスペンダーがトレードマークの眼光鋭い大御所ブロードキャスター、ラリー・キングは、そのクオリティの高い話術で「トークの帝王」と呼ばれていた。

 

彼がホストを務めるトーク番組「ラリー・キング・ライブ」は1回につきひとりのゲストが基本の1時間の生放送番組であり、1985年から2010年まで続いた大人気長寿番組だった。

 

夥しい数の各界の著名人、国内外の大物政治家が出演した。プーチン大統領も出演したほどだ。

 

ジミー・ファロンはある意味ではラリー・キングの後継者とも言えるが、ラリーよりも人を笑わせることに長けている。ウケるために生まれてきたような、そのためのマルチな才気と実力を持つタレントである。

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肩書きもテレビ司会者、コメディアン、歌手、ミュージシャン、俳優、脚本家、プロデューサーなど多才さが伺える。

 

2019年現在は「ラリー・キング・ライブ」を踏襲しつつも、エンターテインメント要素をより濃くしたNBCの人気トーク番組「ザ・トゥナイト・ショー・スターリング・ジミー・ファロン」のホストを務めている。

      

さて、そのジミー・ファロンが2010年、「ラリーキング・ライブ」が幕を閉じる半年ほど前に、ゲストとして登場した。YouTubeで全編を通して見ることができるが、これがまた、どこを切っても面白過ぎる・・・。

 
残念ながら字幕は(英語も日本語も)付いていないが・・・話がわからなくても楽しめる。楽しみながら英語に親しめるのでお勧めしたい。 

 

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番組中で、ミック・ジャガーがジミーによるミックの物真似についてコメントするビデオと、それにかぶせるジミーによるミックの物真似が、腹がよじれるほどおかしい部分をディクテーション(聴き取って文字に起こすこと)してみた。

 

これを今回、スリービート理解のために取り上げたい。スリービートとは「英語喉」メソッドの2つの要素のひとつで、もうひとつは「喉発音」だ。

 

スリービートを最も凝縮して言うと、英語のシラブル(音節)は「子音+母音+子音」の3つの音(3ビート)から構成されるというメカニズムだ。

 

日本語は「子音+母音」で、ネイティブが聞くと「タカタカタカ」という風に聞こえる。一方、英語はボォンボォンと弾む感じでシラブルに丸みがある。母音が2つの子音が挟まれていて、むき出しになっていないからだろう。

 

スリービートがわかると聴き取りが向上するだけでなく、英語という言語が本来持つリズムも理解しやすくなる。スリービートに関しては、下記コラムが参考になると思う。 

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「喉発音」は、英語は日本語のような口発音ではなく、喉を響かせる方法だということだ。2つの要素が体得できれば、面白いように英語が聴き取れる。

 

そうなってくると知らない単語、わからない言い回しも自分で調べることができ、もはや教材を用意しなくても、あらゆるリアルな英語情報が教材となる。英語の勉強が苦痛ではなく、本当に楽しくなる。

  

英語喉の2つの要素を体得すれば、ネイティブが話していることもやすやすと聴き取れて、自分の発話もネイティブにどんどん通じるようになる。自分たちの文化を理解し共有できる相手だと、ネイティブが認識するのである。口発音では無理なのだ。

 

英語喉の詳しい内容はCD付 英語喉 50のメソッドに全貌が書かれてある。中でもシラブルについては、聴き取りに焦点を当てた機関銃英語が聴き取れる!も出版されており、副教材として最適だ。

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それでは本題に戻って、「ラリー・キング・ライブ」ジミー・ファロンの回の参考部分の書き下し文だ。

27:20~28:20

earlier this year, we had Mick Jagger on the show. and of all the topics to cover, we discussed you. watch.

(ここから番組中のビデオでミック・ジャガーとラリーの対談)

Jimmy Fallon.(笑)

explain it to a logical person.

Jagger: well, what do you mean with, what, well, do you....

he does you, right?

oh, he does me. lots of people do me. Jimmy does, Jimmy does his version of me, which is nothing like me. but umm, Jimmy does a funny version of me.

(ビデオ終了)

you do Jagger? you do Ja...

(ここからファロンのスイッチが入って、ミック・ジャガーをデフォルメした物真似を披露しラリーを抱腹絶倒させる)

i do like, i do like, i do like that's a fake version of Mick. i mean, the real version of Mick is like yelling and clap.... random clap out of nowhere. yeah. and pointing at you and mad at you. hey. what are you doing sitting over there, right? i'm over here, yeah. that's what we do, do a rooster like it's get on. that's the Mick Jagger we want. that's not Mick Jagger. that's Mick Jagger on sedatives. yeah. he is like, he is just going.... that's not me. i don't do that. i don't talk like that at all.

 

では、赤字部分を使って、スリービートの解説をしよう。

27:20  earlier this year, we had Mick Jagger on the show

シラブル分割は・・・

earl/lier/this/year/wey/had/Mick/Jag/ger/ron/thes/show 

 

ラリーがこの2つのセンテンスを、まるで1文のように発話している。リズムの参考に「無理やり」カタカナで表現して見ると・・・

 

アーリァディスィヤァウィハドミックジャーガロンザショゥ

 

といった感じだ。ひとつひとつのシラブルを大事に読んでつなげれば、それらしくなるだろう。

 

we hadの部分のweの後、すなわち「イー」のには、喉発音でやると必ず深いY音が発生するので、Yがシラブルの蓋をしてwey/hadとなるのである。

 

jag/ger/ron/thes/show のところでは on の前のR、the の後のSをそれぞれ借りてきて、母音をくるんでスリービートを形成しているのがわかる。ただし、難しいことではなく、喉でやれば無意識で喋っていても勝手に隣の子音が引っ付いてくる。

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27:36  lots of people do me

シラブル分割は・・・

lots/tsof/peoy/pl(e)/dom/mey

 

ミックの喋りはほとんどが三連符に乗っかってる感じだ。誤解をさけるためにいうと、その三連符すべてがひとつのシラブルという訳ではない。

 

この例文で言えば、lots が三連のうちの2つで tsof が最後のひとつに当たる。ここで大事なことは最初とふたつめの2つの音符自体が、さらに三連府のように弾んでいるのである。

 

lとoとtsでの三連府になっている。ローーツォブのようなリズムだ。少々難しいかも知れないが。

 

peopleのeoはweと同じでY音が発生する。また、単語の最後のeは読まない。

 

dom/meyは三連府の最初とふたつめを使ってdomと読み、最後のひとつがmeyに当たる。Y音が最後に自然に着くのは、前述のweと同じだ。

 

先の lots of と同じく、これも最初とふたつめの2つの音符がさらに三連府のようになっている。dとoとmでの三連符になっているのだ。 

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実際に音楽でも三連府の中にさらに小分けされた三連府が入っている「三連符の入れ子構造」は決して珍しくはないが、普段の喋りでそうなるとは、さすがミック・ジャガーだと惚れ惚れする。

 

27:43  Jimmy does a funny version of me

シラブル文分割は・・・

Jim/my/doez/zaf/fun/ny/ver/sion/nof/mey

最後の version of me は三連符がふたつ(versionとof me)連なり、それぞれが最初と二番目でさらなる三連になっているパターンだ。

ヴァーージョノーーブミー

これを早く読む感じだ。ここの最後のmeにおいても、前述のと同じく

27:51  I do like that's a fake version of Mick.

シラブル分割

id/dol/like/thats/tsaf/fak(e)/ver/sion/nof/mick.

ジミーがミックを真似て、同様の三連符の入れ子構造のフレーズをアドリブで喋っている。彼もミュージシャンだからこその芸当だ。


28:09  that's the Mick Jagger we want. that's not Mick Jagger

thats/the/Mick/Jag/ger/wew/want/thats/not/mick/jag/ger

ふたつのセンテンスを、完全にひとつとして読み切っている。あくまでもシラブルをきちんと読んでこのようにつなげると、かなりネイティブの感覚に近づくだろう。 

 

なお、喉発音上で起こる音声現象はすべて「CD付 英語喉 50のメソッド」で説明されている。

 

 

以上、番組の動画からスリービートが理解しやすい箇所を取り上げてみたが、それ以外の部分も非常に面白いので、英語に慣れるためと思って楽しむのも一興ではないだろうか。

 

 

AGTをギガ沸かせたゆりやんの英語喉発音+3ビート

 

お笑い芸人・ゆりやんレトリィバァが本年、令和元年6月にアメリカの人気オーディション番組「アメリカズ・ゴット・タレント(AGT)」に出演し、会場を爆笑と興奮の坩堝に叩き落とした快挙について、英語喉的に見てみよう。

 

ゆりやん画像

https://mdpr.jp/news/detail/1845098

 

〜ゆりやんレトリィバァ、審査員の心も聴衆の心も鷲掴み〜

 

物怖じしない堂々たる受け答えと、不可思議なルックスや珍妙なるダンスで 、会場全体を揺るがす大爆笑を生み出し、大喝采を得たゆりやんの出演は快挙と言って過言ではないだろう。

 

観れば分かるが、彼女の英語による審査員とのコミュニケーションは恐ろしいほど通じ合っている。双方全く躊躇なく喋り、食い気味での対話になってもまったく違和感なく成立しているのだ。 

 

一部の「英会話が上手な人」の「発音は完璧ではない」などの意見もあるようだが、そもそもその人にとって「完璧な発音」とは何なのだろう?何のためにあるのだろう?

 

筆者は特に気づかなかったが、百歩譲って発音にミスが混ざっていたとしても、パフォーマンス以外の対話でもあれだけ会場を抱腹絶倒にするぐらい、びんびん通じているのである。

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審査員たちは相手が日本人という遠慮など微塵もなく、容赦ないほど、英語ネイティブに対するのと同じレベルの話し方をしているのは誰の目にもあきらかだ。

 

あれを目の当たりにしてそういうことを言うのは「スティーブン・キングは凄い作家だがタイプミスもする」などと言っているのとおなじぐらいナンセンスだ。もう「やっかみ」「嫉妬」としか思えない。

 

それを言った人は果たして、サイモンたちの本気の喋りに応じられるのだろうか?いや、そもそも聴き取れているのだろうか?と思ってしまう。

 

彼女の英語は独学で、主に映画で学んだらしい。また、「世界のどっかにホウチ民」という番組の企画で、ニューヨークに3ヶ月間住んでいたらしい。

 

そんなゆりやんレトリィバァの英語は完全に喉発音だ。喉実践者にはわかる英語ネイティブ女性の「ヒキガエル声」だ。こればかりはその人自身が喉発音を経験しない限り、認識できない・・・聴こえてこない喉の響きの音なのだ。

※箸休めにどうぞ!

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AGTの審査員や聴衆はゆりやんの第一声でそれがわかり、もはや東洋人としてではなく、自分たちの文化を理解する者として接し始めた。ではその証拠を閲覧してみよう。

 

 

彼女はシラブル(音節)もスリービートで取っている。それが証拠に、普通は「レトリバー」と表記するものを「レトリィバァ」としていること自体、シラブルの解釈がネイティブと同じなのだ。

 

Retriever を レ・ト・リ・バー という4音節ではなく・・・

ret・triev・ver  という3音節で読めるからこその芸名の表記の仕方だ。

 

スリービートに関しては以下のコラムを参照願いたい。


英語喉の詳しい内容についてはCD付 英語喉 50のメソッドにすべて書かれている。シラブルについては、聴き取りにフォーカスした副読本として機関銃英語が聴き取れる!-リスニングの鍵はシラブルとビートもある。

 

 

 

さて、本題に戻って、ゆりやんが出演した番組の冒頭からパフォーマンスに入るまでの部分と、パフォーマンス後の後半の一部をディクテーション、聴き取って文字起こしをしたので、それを参考に載せておこう。

書き下し文

good evening. what's your name?

my name is Yuriyan Retriever and i'm from Japan.

oh wow so you flew in to be on America's Got Talent.

OK and what do you do for a living?

uhh, performer and dancer.

and that's how you make your living in japan?

a little bit... (大爆笑)

can i ask one question.

yeah.

is this your stage name?

yeah, Yuriyan Retriever is my stage name.

how did you come up with that name?

well,  uh, i have a pet. do you know retriever?

of course.

and golgen retrievers.

yes.

i have a cat.

so what does that have to do with retriever, if you have a cat.

his name is Retriever.

(感嘆のざわめきと笑い)

and who that we know would you compare youeself to.

i only respect 3 people in the world.

my mom, and my dad...

(サイモンが3人目は自分だろうとアピールするも)

Julian.

wow!(ジュリアン狂喜、サイモンはブザーを鳴らす)

i'm so sorry.

i like your style. i like your taste. 

that was a mistake. good luck.

thank you, thank you very much.

 

※注目のコラム!

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冒頭の my name is Yuriyan Retriever and i'm from Japan を聞くや否やホーウィーが oh wow so you flew in to be on America's Got Talent とかぶせるが、これ自体でもう彼女がホーウィーの心をつかんでいるのがわかるのだ。

 

なぜかというと、oh wow は彼女の発話の前半を聞いて東洋系でもアメリカ人だと思ったのに、後半を聞いて日本人と知った驚きであり、so you flew in to be on America's Got Talent は、はるばるこのために来たのか!という驚きであり、ふたつの驚きを表しているパッセージである。

 

最初から日本人とわかっていれば oh wow もなければ so you flwe in to be on もないのだから。そして、ホーウィーだけでなく、会場にいるアメリカ人全員のハートに触れた瞬間だ。たった一行の自己紹介で。

 

彼女の喋りは審査員たちと同じで、シラブルごとの塊りでボォンボォンとリズミカルに話している、スリービートをがんがん感じさせる英語だ。

 

次に、スウェーデンの人気ロックバンド・ヨーロッパの大ヒット曲「ファイナル・カウントダウン」に乗せての珍妙なダンスパフォーマンスで、大爆笑と大喝采を欲しいままにした後の対話の一部だ。

 

what the bloody hell was that.

oh, thank you very much.

Julian, you gave her a buzzer when every move you just watched was inspired by you.

exactly.

i am responsible.

Julian, i want to be like you.

but you buzz me, you buzz me.

well, i did learn the choreography quite quickly so i would have liked to seen a little bit more, but a little bit less.

i think it's safe to say that we could all have done that.

no.

i get some candy and you guys have the same hair, too.

thanks Howie.

Simon please. you are so cute.

it's too late to suck up.

please Siomon.

let's be friends. 

oh, let's be... ah, OK ummm, Sheraton Hotel...thrree one two...

(この日の最大の爆笑の渦)

 

サイモンやジュリアンとの絡みなど、どんだけ打ち解けているのだ!?と思わせるぐらいだ。 

 

クライマックスはサイモンにモーションをかけ、友達なら、とはぐらかすサイモンにかぶせて、滞在しているホテルの部屋番号を言おうとするゆりやんの、日本と同じ芸風そのもので会場全体が超大爆笑するくだりだ。

 

口発音ではこうはいかないだろう。最初に壁が築かれるからだ。第一声で風通しがよくなっており、言葉の障壁が存在しないからこそ、普段の芸風のコミカルさがそのままアメリカ人に通じた結果なのだ。

 

それ自体が快挙であり、ゆりやんはそれまで見た中で最もカッコ良かったし、この上ないぐらいに輝いて見えた。

 

蛇足だが、喉発音ができたとして、それをネイティブに第一声で聞かせるのは覚悟しておこなう必要がある。なぜなら、筆者も経験したがそれをやるとネイティブの遠慮は消え失せ、容赦なくなる。

 

しかし、だからこそ、本当のネイティブ英語に触れることができるのだ。口発音ではネイティブはそうはならないのが現実だ。

 

 

ジョン・レノン名曲で英語喉発音3ビートを理解し聴き取りスキル向上 

 

ジョン・レノンの名曲「Woman」は英語の音節=シラブルの感覚を掴むのに、非常に適している学習ヒントの宝庫だ。ビートルズ時代より使う単語に哲学的なものが増えてはいるが、それでもなお簡明な表現で、深遠なジョンの世界観を表現している。

 

ジョン画像

https://nikkidoku.exblog.jp/18184686/

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英語の聴き取りスキル向上に不可欠な3ビート理論

 

本当に英語を聴き取りたい願望があるのなら、英語喉メソッドで展開されるスリービート理論を知るべきである。

 

実はスリービートの理屈がわかると、それだけでも驚くほど聴き取りスキルが向上する人が多い。たとえすぐにそうならなくとも、理解をしておけば後に自分の英語学習の中で熟成されて、いずれ役に立つのは間違いないのである。

 

簡潔にスリービートを要約するとこうだ。

 

日本語の基本は「子音+母音」のツービートで「タカタカタカ」というサウンドだが、英語の基本は「子音+母音+子音」の三つの音でシラブルが構成される。これがスリービートで「ボォンボォンボォン」というサウンドだ。

 

この辺りを深く掘り下げてギガバズりしたコラムがあるので紹介しておく。

 

さて、本稿はジョン・レノンの名曲「Woman」をモチーフに、スリービートの何たるかを理解して頂くために、入念に執筆したものだ。じっくり読んで頂きたい。

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ジョン・レノン「Woman」はシラブルのヒントの宝庫

 

  

Woman:written by John Winston Lennon


Woman, I can hardly express
My mixed emotions and my thoughtlessness
After all, I'm forever in your debt
And woman, I will try to express
My inner feelings and thankfulness
For showing me the meaning of success

 

 

大前提として、英語の歌を含むほとんどの言語の歌は、オタマジャクシ=音符のひとつひとつが独立した音節=シラブルだと思って間違いない。

 

そしてこのジョン・レノンの「Woman」の、歌が入ってからの最初の12小節だけで、シラブルの読み方の重要なルールが学べる。

 

以下、この12小節を題材にしてスリービート感覚を養うために、シラブルごとに分割して解説を徹底的におこなうが、その前に前提として理解しておいて欲しいことがある。

 

まず、英語のスペルは必ずしも法則的に正しい発音を表記しているものではない。

 

であるから、ここでは元のスペルに若干手を加えてよりリアルなニュアンスを極力(不完全ではあるが)伝えるための「独自の表記法」を使わせて頂く旨、ご了解願いたい。

 

スペルを基本はするが、読まれないeやbは省いたり、著しく発音とのギャップがあるものは実際の発音に近い文字に置き換えてある。

 

例えばac/cesならak/ses、friend/lyならfriend/liey(イーという発音で使われるieのスペルパターンを応用)という具合にだ。

 

実際は英語喉で使用する「ネイティブ発音記号」は完全にネイティブ発音の音声現象を表現できる。しかしある程度、英語喉メソッドを学ばなければ誤解を生むだけなので、今の段階では使用を控えておく。

 

ところで余談だが、IPA(国際音声記号)などの従来の発音記号は、喉発音要素(喉で発音されているだけでなく喉の上下の部位)や音のライフサイクル(発生してから消えるまでの変化)やスリービートで隣の子音が引っ付く現象などが表現されていないので、いろんな意味で不完全である。

 

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英語喉の「ネイティブ発音記号」は秀逸な英語表記法

 

 一方「ネイティブ発音記号」は、IPAでは不完全である「あらゆる音声現象」を表記できる。

 

しかもIPAのように膨大なまずの記号を覚えなくとも(たとえ覚えたところで完璧な再現にならないが)いくつかの基本要素を覚えれば、あとは組み合わせですべてカバーできるので、非常にシンプルであり、万人が理解できるのである。

 

今までもこういう事を書くと、音声学のセンセイ方はが目くじらを立てるのだが、本当のことだから仕方がないのだ。

 

さて、本題に戻って、「Woman」をまずシラブル分割してみよう。


wom/man

aik/kan/hard/liey/yex/press

maim/mikst/tem/mot/tionz/zand/maiy

thought/less/ness

aft/ter/rall

aim/for/rev/ver/rin/your/debt

and/wom/man

aiw/will/trait/tow/wexpress

maiy/yin/ner/feel/lings

and/thank/ful/ness

for/show/wing/miey

them/mean/ning/nov/suk/sess

 

では一行ずつシラブルの読み方を徹底解説しよう。

Woman 

wom/man

喉発音の場合、O音(オー)やU音(ウー)の後には本来「スーパーソフトW」を呼ばれる弱いW音が自然発生する。オーゥ、ウーゥ的な響きだ。

 

だからwomanの場合は、woの後にスーパーソフトWがシラブルの蓋をして、wow/manとすることができる。

 

ただし、このスーパーソフトWは、スペルにWが含まれる時のような強いW音ではなく微弱だ。なにぶん弱いW音なので、次に来る子音の強さが勝ってかき消され、自然に置き換わる場合が多い。ただし、どちらも正解である。

 

スーパーソフトWは、隣のシラブルも母音で始まる場合に良い仕事をする。

例えば

going・・・gow/wing

do it・・・dow/wit

などはスーパーソフトWがシラブルの端と端を上手くつないでくれる。

 

この曲の中のwomanという単語の場合は、wom/manのように次のシラブルの先頭であるM音が、スーパーソフトWをかき消して引っ付くのである。ジョン・レノンは、そちらの歌い方になっている。

 I can hardly express

aik/kan/hard/liey/yex/press

hardlyのLYはlie(リー)の後にY音が鳴る。喉発音でやるとI音の後には自然に深いY音が発生する。ネイティブの「mail」や「feel」がL音と同時にY音が鳴って、あたかも「メーュ」「フィーュ」という感じで聴こえるアレだ。

 

candy、partyや、ここで出てくるhardlyなどは、スペル自体にYが入っていることからも「ie(イー)」の後にY音が発生するのは、ネイティブも織り込み済みなのである。

 

そしてこのY音が「liey/yex」の部分のように、シラブルの連結を助けるのだ。そしてこのY音はスーパーソフトWと似ていて違うのは、強い音なので隣の子音にかき消されることがない。

 

例えばpeacockという単語ならpiek/kokとはならず、piey/kokとなってY音がシラブルの蓋をする。

My mixed emotions and my thoughtlessness

maiy/mikst/tem/mot/tionz/zand/maiy

ここでもmyの語尾にY音がシラブルの蓋をしている。次のmixedはKSTの子音の連続が曲者だ。口敦夫んでこの三つの子音を繋げるのは困難だ。喉でやらないと無理であり、また喉なら簡単に繋ぐことができる。

thoughtlessness

thought/less/ness

この言葉は、スペルからして綺麗に「子音+母音+子音」のスリービートのシラブルが三つ並んでいてわかりやすい。

After all 

aft/ter/rall

allにはその前のR音が引っ付いてrallというシラブルになる。

I'm forever in your debt

aim/for/rev/ver/rin/your/det

inは手前のR音と繋がってrinというシラブルになる。debtのBは読まない。


And woman

and/wom/man

同じくwoの後のスーパーソフトWはかき消されて、次のM音が引っ付く。

I will try to express

aiy/will/trait/tow/wexpress

最初の「I」の後にY音が発生してシラブルを形成している。

to expressではスーパーソフトWが二つのシラブルを上手く連結している。

My inner feelings

maiy/yin/ner/feel/lings

myの後にY音が発生して隣のinnerとを繋いでいる。

and thankfulness

and/thank/ful/ness

これも元々綺麗なスリービートのシラブルが並んでいる。


For showing me 

for/show/wing/miey

最後のmeの後にY音が鳴る。

the meaning of success

them/mean/ning/nov/suk/sess

meaning ofの部分は口語的には大切な箇所だ。ningの後はgov(ここのofのfの発音はV音である)つまりmean/ning/govとなりそうなものだが、実際の発音はそうはならない。

 

ng の後に母音が続くと、G音が強いN音に負けてmean/ning/novとなる。あまりG音が聞こえず「ミーニンノヴ」のように聞こえる。

 

ただしG音を発しないのではない。Nで舌が上顎の裏に触れ、続いてGを響かせるが、直後の「of」に向かって舌が離れる瞬間に、G音以上にN音が強く響き、発話者自身もN音を発した感じが残るものだ。

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英語喉をやれば発音の迷いはすべて解消する

 

 

上川一秋&ジーナ・ジョージ著「CD付 英語喉 50のメソッド」は率直に言って、ネイティブがやる通りの「喉を使った英語の話し方」の教則本である。これ以上にないストレートなネイティブ発音へのアプローチだ。

 

驚くべきことに、この本にはネイティブが話すことによって起こる「すべての音声現象」が道理とともに解明されており、一片の曇りもなく明快だ。

 

「英語喉」は正式には「ネイティブメソッド」と言う所以である。付属のCDで、模本発音を確認しながら練習できるの必ずできるうえ、聴き取りも向上する。

 

人間は「自分の中に存在しない音」を「雑音」と認識する。同じ音声情報を聞いていても、ネイティブの喉で響く音声は未知の音で、雑音として処理される。

 

喉発音が内在化した後にネイティブの音声を聴いたら、喉の響きのシャワーを浴びるようにがんがん聴こえてくることになる。筆者や多くの英語喉実践者がそれを経験して、ネイティブと普通にしゃべれるようになった。

 

ただし喉発音の体得には、個人差がある。時間がかかる場合があることも、途中で挫折する人がいることも否めない。

 

しかし、その場合は角度を変えて本質に近づく方法がある。

それが、このコラムでも取り上げている「シラブル」の「スリービート」なのだ。

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3ビートに特化した方法も聴き取りスキル向上に有効

 

 

英語喉の副読本「機関銃英語が聴き取れる!-リスニングの鍵はシラブルとビート」はスリービートに特化した教材だ。

 

 

STRINGSという単語は母音が「I」 だけの1シラブルなのに、日本人は日本語のツービート的な解釈をしがちで「ス/ト/リン/グ/ス」と5シラブルの言葉に感じてしまう。これではシラブル構造が違いすぎて、相容れないのも当然だ。

 

その事情については下記コラムに詳しい。

 

スリービートを知らなければ、ネイティブ英語が「聴き取れない」、自分の英語がネイティブに「伝わらない」となる大きい理由はそこにある。

 

そして「スリービート」は理屈がわかれば、音声を聞いて頭で処理する方法が新たに加わるので、案外すぐに聴き取りが向上することがある。

 

喉発音が難しいと感じた場合に「機関銃英語が聴き取れる!-リスニングの鍵はシラブルとビート」から入るのも、聴き取りスキル向上に有効なアプローチだ。

  

いずれにせよ、「喉発音」か「スリービート」のどちらかを手に入れると、ネイティブの喋る音声に「音のピント」が合う。その辺りを掘り下げたコラムがある。

 

このように、音楽と絡めて説明するとわかりやすいというお声をたくさん頂いているので、今後も好きな音楽、楽曲、アーティストと絡めて、楽しみながら英語のスキルを高めることができるコラムに挑戦してゆきたい。

 

 

 

 

英語喉ラジオ「テキサスの女子大生ケイトリンに何を訊くねん!?」

 

ケイトリンはテキサスに住み、働きながらカレッジに通う女性だ。8年前のことだが、言語交換サイトMixxerで知り合った。彼女とはお互いに相手の母国語である異言語の文章を書いて、真剣に添削し合った仲だ。そう、彼女は日本が大好きなのだ。日本語を一生懸命に勉強していたて、色々な質問を投げかけてきたものだ。

 

旗画像

~ 英語ネイティブ交友録 Caitlin (Texas, United States)  ~ 

 

「英語喉ラジオ」とは2011年頃、筆者が大学卒業以来の英語再学習を「英語喉」で始め、ほどなく開始した「MASA RADIO」というポッドキャストで、ネイティブをゲストに迎え、英語学習駆け出しの筆者が英語でインタビューするチャレンジ企画だ。

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テキサスといえば先般MASA RADIOを紹介した英語教師エミリーもテキサスだ。そしてまだ未発表だが、中国系アメリカ人のユーユーもテキサスだった。

 

エミリーとの共通点は「英語教師」だ。

ただし当時エミリーはすでに現役の教師として、ヒスパニック系の子供達にスペイン語を駆使して英語を教えていたのだ。

※エミリーとの交友に関してはこちらに詳しい。


ケイトリンは日本にかつて旅行で来たことがある。

その時の印象もとても良かったということだ。人々は上品で親切だし、街は至るところ清掃が行き届いており、クリーンだったと。

 

そのケイトリンは英語教師の中でも、日本人に英語を教える教師を目指していた。この目標はニューヨークのジョーと同じだ。

※参考までに、以下コラムがジョーの回である。

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ケイトリンとMASA RADIOを収録する直前に、「英語喉広島集会」に行ってきた。というより、広島から戻って変化?進歩?があったか試したくて、広島集会後の第1弾のをテキサスのケイトリンに声を掛けて収録したのだった。

※「英語喉広島集会」については下記コラムを参考に。

 

ところで彼女の名前CAITLINを「ケイトリン」と表記しているが、実際の聴こえ方は「ケイ×リン」みたいな感じになる。×のところに一瞬T音のインターバルが入る。だから決して「ケイリン」ではない。

 

cait/linという2シラブルなのだが、TとLがシラブルのつなぎ目であり、T音の前半とL音の後半の組み合わせになる。だから明確なT音は鳴らなくて舌が上顎の裏側に触れる「Tのフォルム」になるが、その一瞬は何も鳴らない。

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ところが、実はTからLINを発音する際に、上顎の裏側に触れていた舌が外れる瞬間にL音とほぼ同時に小さくT音が鳴る。英語喉実践者でないと聴き取れないかも知れないが、確かに鳴るのだ。

 

この発音はケイトリンの指導で何度も練習したので、筆者の発音するCAITLINを聴けば、その言わんとするところが伝わると期待する。

 

ではそのケイトリンとの「MASA RADIO第29回」をどうぞ。

 


 

「英語喉広島集会」に行って多少なりとも進歩があったのか、なかったのかはわからないが、楽しかった広島の思い出の余韻としてのケイトリンとのセッションが懐かしい。

 

 
 

 

英語喉ラジオ「記念すべき第1回目 エミリーに何を訊くねん!?」

 

テキサス州の英語教師エミリーは筆者の英語喉人生で出会った最初期のネイティブ・・・ブリタニーや二人のケンやジョー同様に「恩人」といえる友人であり、会話のみならず書く方もかなりアドバイスをしてくれたのがこのエミリーだ。

 

旗画像

~ 英語ネイティブ交友録 Emily (Texas, United States)  ~ 

 

「英語喉ラジオ」とは2011年頃、筆者が大学卒業以来の英語再学習を「英語喉」で始め、ほどなく開始した「MASA RADIO」というポッドキャストで、ネイティブをゲストに迎え、英語学習駆け出しの筆者が英語でインタビューするチャレンジ企画だ。

 

初期のMASA RADIOを楽しく盛り上げてくれたエミリーは英語喉コミュニティでも人気者で、カズさんや英語喉仲間のごろぞうさん、ユーヘイさん、そしてもちろん筆者自身も彼女のファンだった。

 

エミリーとは英語喉を始めて2ヶ月後の2011年4月に言語交換サイトLang-8で知り合った。お互いの他国語エントリーを添削し合う中で、いつしかスカイプで音声通話やビデオ通話をするようになった。

 

彼女は当時から筆者に、自分を愛称の「エム」と呼ぶように言っていたので、以下「エム」とする。

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筆者が一番最初の音声通話の時に、黒人音楽が好きなことを表明し、自分にとって黒人文化がいかに素晴らしいものであるかを拙い英語で伝えた。するとアフリカ系であることや同胞の文化に大いなる誇りに持つエムは、泣かんばかりにいたく感動していた。

 

その時期、筆者は一方ではスカイプで話せるネイティブ交友網をどんどん開拓し、日々彼らと喋って学びながら、他方では色々と発音の練習や気づきなどの音声ファイルをアップロードして世間に発信していた。

 

色々なネイティブと話す中である時、エムとのスカイプ会話をアップロードしたら面白いのではないかと思ったのだ。

 

というのも、まじめな話もするがお互いふざけ合って馬鹿話もし、笑い転げることも多かったので、堅苦しくなくて、他の英語喉ビギナーの「自分もやってみよう」と思ってもらえる励みにならないかと考えた訳だ。

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そしてエムに了解を得て、当初は「英語喉カフェ」というふれこみのポッドキャストとして公開した5分間番組が事実上のMASA RADIO第1回目だ。

 

拙過ぎて恥ずかしい音声だが、記録としてここに載せておこう。

 

これは2011年6月、筆者が社会人になってからまともに英語の「再学習」を独学で始めてから5ヶ月目、英語喉と出会って4ヶ月目の録音だ。

 

この録音の前にビデオ通話をしながら、コンビニの中を動画による実況生中継をしてあげたのだが、エムはそれはそれは大興奮だった。その辺もインタビューの中で茶化していじって、お互いに笑い転げている。

 

audioboom.com

 

2回目がこちら

Audioboom / Masa Radio "Talking to Emily Again"

3回目はこちら

Audioboom / Masa Radio #11 Talking to Funky and Cute Emily

 

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エミリーはヒスパニック系の子供たちに、学校でスペイン語を用いて英語を教える教師をしていた。授業そのものの準備もさることながら、教員の昇進試験のようなものにも挑戦していてその勉強もあり、その後は大変多忙になってゆく。

 

そんな中で一度彼女から、別件の相談を受けた。

 

エムには結婚を誓い合った男性がいるのだが、メキシコ系の家庭だという。アメリカ合衆国の最南部のテキサス・・・国境を超えればメキシコだ。

 

そのメキシコ出身の家系を継ぐ彼のご両親が、エムのことを認めなくて結婚の話が進まないのだという。

 

人種や文化の違いなのかどうかは定かではないが、エムは拒絶されているということだった。それを聞く筆者も非常に悲しい気持ちになった。

 

それが現実なのだから、現実を呪うよりはどう向き合うべきかという命題を、筆者なりに考えた。その果てにまとまった意見を、非常にデリケートな問題ではあるが、可能な限り真摯に彼女には伝えた。

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そこから2ヶ月ほど経た9月、エムが久しぶりにスカイプで話しかけてきた。

 

聞けば婚約者の両親と仲良くなり、和解し、結婚の日取りも決まったという。非常に目出度いことだ。

 

彼女はウェディングドレスを注文するときにサンプルとして撮影したらしい、ウェディングドレスに身を包んだ画像を送ってくれた。婚約者すら結婚式当日まで見られない姿を、筆者にひと足先に見せてくれらしい。

 

純白のドレスとエムの肌の色が、見事に鮮やかなコントラストを生んでいる素敵な佇まいに、筆者はただただ息をのんだ。

 

そしてその日、婚約祝いの意味を含めて、久しぶりの MASA RADIOを収録した。

 

 
エミリーと最後に収録したのが以下の分だ。
あれからほぼ8年。エムからはごくたまにメールが来る。またMASA RADのをしようと言ってくれたりする。結婚後ずっとご主人とも、ご主人のご両親とも仲良く幸せにやっているようであり、何よりだ。
 
 

 

ビートルズに学ぶ音符とシラブルの関係♩英語喉の核心3ビートを解く

 

ビートルズの歌の多くは音符ひとつひとつがシンプルな1シラブルの単語だ。簡単な言葉、簡明な表現で深いメッセージを伝えられるのはセンスの良さであり、万人に受け入れられる要素でもあったのだろう。

 

英語のシラブル、すなわち英語喉で言うところの「スリービート」の理解の方法で音楽を題材に上げることは多い。その中でこのコラムでは、同じ音楽ネタでもちょっと角度を変えて、しかし英語の核である本質的なことを紹介しよう。

 

実は英語の歌を楽譜にした時、いわゆるオタマジャクシがそれぞれシラブルと思っていいのだ。

 

ビートルズ画像

https://www.arban-mag.com/article/11615

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洋楽を歌えば誰しも知らず識らず3ビートを体験している

 

これは日本語でも、フランス語でもイタリア語でも、中国語でもおそらく同じなのだと思うが、歌というものは音節=シラブルが中心となってメロディが形成される。「オタマジャクシ」イコール「シラブル」が基本なのだ。

 

もちろん英語の歌も同じで、音符の数はシラブルの数と認識して間違いない。つまり基本的に母音が発生する瞬間が音符として捉えられるのである。

 

だから洋楽をアーティストの歌まね的に口ずさんだことがある人は、知らないうちにスリービートを体験していると言えるのだ。

 

日本語の場合は基本的に「子音+母音」のツービートであり「タカタカタカタカ」という語感だ。英語は「子音+母音+子音」のスリービートで「ボォンボォン」というリズミカルで心地良い語感だ。

 

このふたつに優劣はないが、シラブル構造が違い過ぎるので相入れないのである。だから「英語を話す時は英語の話し方」で臨まないと意味がない。その辺りを掘り下げたコラムがあるので、参考になると思う。

www.eigonodogutman.com

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では、例えばサザンオールスターズの名曲「いとしのエリー」の最初の8小節だとこうなる。

 

『いとしのエリー』 作詞:桑田佳祐

 

泣かした事もある 冷たくしてもなお

よりそう気持ちがあればいいのさ

俺にしてみりゃ これで最後のLady

エリー My love so sweet

 

これをシラブルに分けてみよう。

na/ka/shi/ta/ko/to/mo/a/ru・・・9

tsu/me/ta/ku/shi/te/mo/na/o ・・・9

yo/ri/so/u/ki/mo/chi/ga/a/re・・・10

ba/i/i/no/sa/o/re/・・・7

ni/shi/te/mi/rya/ko/re/de/・・・8

sa/i/go/no/lai/di・・・6

El/li(e)m/my/lov(e)/・・・4

sos/sweet・・・2

 

合計55シラブル

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 レイ・チャールズ版との比較でわかるシラブル認識の差

 

ちなみのこの歌の英訳版を、R&Bの大御所レイ・チャールズが歌っている。

 

『Ellie My Love』 作詞:Keisuke Kuwata / Rumiko Varnes/Pete Hawkins  

 

There were times I left your heart in pain

Time again I've turned and walked away

I'd get to where I'm going just to find

Won't be happy in this world if you're not by my side

Ellie my love so sweet

 

 

参考までに、これもシラブル分割をしてみよう。

 

ther(e)/wer(e)/tim(e)s/sil/left/your/heart/tin/pain・・・9

tim(e)/mag/gain/niv(e)/turn(e)d/dand/walk(e)d/daway・・・8

i'd/get/tow/wher(e)/rim/going・・・6

just/tof/find/wont/beh/・・・5

happy/yin/this/world/if/your(e)・・6

not/by/my/sid(e)・・・4

El/li(e)m/my/lov(e)/・・・4

sos/sweet・・・2

 

合計44シラブル

 

※(e)のように単語の最後に来る「e」は基本的に読まないので無視してよい。

※母音で始まるシラブル、母音で終わるシラブルともに、隣の子音が引っ付いて「子音+母音+子音」のスリービートが形成される。

※i音の後に子音がない場合

※スリービートの詳細は下記のギガバズりしたコラムを参考に!

www.eigonodogutman.com

 

このレイ・チャールズ版の「いとしのエリー」は無理切り英訳されたものなので、英語の歌としては不自然な部分もあり、シラブル数も多い方だ。

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ビートルズの曲がなぜプラクティスに向いているのか?

 

さて、冒頭に述べた通りビートルズの歌は非常にシンプルで1音符=1シラブル単語の場合が多い。

 

ビートルズ画像

https://lmusic.tokyo/news/41923

では、名曲「ヘイジュード」の最初の8小節を見てみよう。

 

『Hey Jude』 作詞:Lennon/McCartney

 

Hey Jude, don't make it bad

Take a sad song and make it better

Remember to let her into your heart

Then you can start to make it better

 

 

これを小節ごとにシラブル分割してみよう。

 

hey/jud(e)/dont/mak(e)/kit・・・5

bad/tak(e)/kas/・・・3

sad/song/gand/mak(e)/kit/・・・5

bet/ter/rem/・・・3

mem/ber/tol/let/her/rin/toy/your/・・・8

heart/then/you/can/・・・4

start/tom/mak(e)/kit/・・・4

bet/ter・・・2

 

合計36シラブル

 

一概に言えないが、同じようなテンポ、同じような曲調の2曲を比較して、「いとしのエリー」は「ヘイジュード」の倍とまでは言わないが1. 5倍以上のシラブル数を要している。

 

よく英語が機関銃のように音数が多いと言われるのは実は真逆で、良し悪しではなく、日本語の方がよっぽど「機関銃的」なのである。

 

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3ビート感覚をつかめば聴き取りが如実に向上しがち

 

1シラブルの単語であれ複数のシラブルの単語であれ、ひとつの音符がひとつのシラブルに対応するのは原則なので、どのような英語の歌でも(よほど変わった曲や複雑なメロディでない限り)音符をシラブルと認識して歌うことで、スリービートの感覚はつかめるだろう。

 

その中で、ビートルズは1音符=1シラブル単語の場面が多いので、取り組むのに非常にわかりやすくてよい材料だと言えるだろう。

 

また、歌を歌うときは喉発音に移行しやすので、そういう意味からもお勧めできるアプローチだ。

 

だから「喉発音」と「スリービート」という主従2大要素を持つ英語喉メソッドなので、主である喉発音から入るのが正攻法ではあるが、もし喉発音がなかなか馴染めない場合はアプローチを変えてスリービートにフォーカスするのも有効な選択肢なのだ。

 

特に「聴き取り」に関して言えば、スリービートを理解して一気に向上したといういくつもの実体験が生まれている。その面では、下記コラムも参考になるはずだ。

www.eigonodogutman.com

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また、歌はちょっと苦手だという人もいるだろう。でも大丈夫、歌わなくても歌詞の「朗読」でもよい。メロディでシラブルを認識した上で、各シラブルを「子音+母音+子音」として大切に読むことを意識して朗読をすれば、充分よいプラクティスになる。

 

シラブル感覚がわかれば、ネイティブ英語の聴き取りが、多くの確率で容易になって来る。

 

「音のピント」がすうっと合う感じなのだ。その辺りを詳述したコラムがあるので、参考までに。

www.eigonodogutman.com

  

スリービートで読みにくい場合は発音位置、響かせるビ部位が口かそれに近いと思って、発音位置を喉の根本めがけて、徐々に下げてみよう。きっと徐々にシラブルがまろやかに読めるだろう。

 

端っこが母音の場合に、隣の子音が勝手に繋がってくる感じがつかめたらしめたものだ。

 

英語喉に興味を持たれた諸兄へ。

ぜひともビートルズ、あるいは貴兄のお気に入りのアーティストの歌を使って、シラブルを感じながら歌うプラクティスをやってみませんか?

 

 

 

英語喉ラジオ100回記念「英語喉発見者ジーナに何を訊くねん!?」

 

英語喉ラジオことMASA RADIO史上、最も輝かしい回が100回を記念に、英語喉の第一発見者であり、後世に残るであろう功績を築いたジーナ・ジョージさんをゲストに迎えたセッションだ。ジーナさんは英語喉共著者の上川一秋氏、通称カズさんの奥様である。

 

何度か書いたことだが、英語喉実践者のバイブル的著書「CD付 英語喉 50のメソッド」の著者は「上川一秋&ジーナ・ジョージ」であるが、二人とも英語教師ではない。

 

カズさんは統計アナリストであり、ジーナさんはグラフィックデザイナーである。英語教育に関しては素人なのだ。

 

しかしだからこそ、旧来の慣習に縛られずに、未曾有の本質的メソッドを体系化できたのだと思う。

 

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カズさんいわく、「英語喉はジーナの手柄、自分は翻訳しただけ」ということだ、が・・・本当にそうなのか?その辺りもMASA RADIOでしっかり訊いて見た。

 

ジーナさんの、夫であり同士であるカズさんへのリスペクトが感じられるレスポンスをぜひ聞いて頂きたい。

 

カズさんとは日常的にやり取りしていたし、MASA RADIOも収録したこともあったが、ジーナさんとはこの時が初めての対話であり、筆者も緊張した。

 

訊きたいことは山ほどあり、結果的に過去最長の3回のセッションとなった。

 

英語喉を体系化する段階の話も聞けた。ジーナさんが以前留学で日本に来ていた時に英語が通じなかったエピソードも興味深い内容だ。

 

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また、収録日当日が日本では9月12日だったのだが・・・実はこの日、向こうでは9月11日、奇しくもあの9.11アメリカ同時多発テロ事件からちょうど10年の日だった。

 

それに途中で気づいた筆者は、ジーナさんにあの日あの時のことを尋ねてみたりした。彼女は当時を思い出しながら、丁寧にその瞬間や直後のリアルな状況や感じたことを真摯に語ってくれた。

 

本当に色々と示唆に富んだ内容を語ってくれたジーナさんに大感謝の記念収録であった。では、そのMASA RADIO第100〜102回をどうぞ!

 

audioboom.com

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この時点から8年の時を経た現在、ジーナさんとカズさんが協業で作り上げた英語喉メソッドによって、外国人とのコミュニケーションに自信を持って臨める人が、ひとりまたひとりと増えている。

 

先日発刊した筆者のKindle版小説「喉の旅 上」はカズさんの「アメリカ社会の中での透明人間の苦悩」に端を発し、ジーナさんとの試行錯誤で英語喉が発見され、体系化した本が世に出てゆく過程で起こった様々なことを描いていて、上中下で一応完結はする。

 

しかし「喉の旅」自体は終わらない。

 

ひとりひとりの英語喉実践者が英語ネイティブとの交流の糸口を開いた瞬間から、常にその人にとっての「喉の旅」は始まり、今後も無数の「喉の旅」が始まるのは間違いない。

 

 

 

英語喉ラジオ「マキシプリーストの親友マーカスに何を訊くねん!?」

 

MASA RADIOは基本的に「海外の普通の人」を対象にスカイプ突撃インタビューをするというコンセプトのポッドキャストだが、一回だけ「有名人」の親友(笑)に当たったことがある。マキシ・プリーストの親友であり映像クリエイターのマーカス・バードだ。

 

マキシ・プリーストとマーカス・バードのツーショット

https://jamaicanlearningjapanese.wordpress.com/

~ 英語ネイティブ交友録 Mercus (Jamaica) ~

 

旗画像

 

「英語喉ラジオ」とは2011年頃、筆者が大学卒業以来の英語再学習を「英語喉」で始め、ほどなく開始した「MASA RADIO」というポッドキャストで、ネイティブをゲストに迎え、英語学習駆け出しの筆者が英語でインタビューするチャレンジ企画だ。

 

MASA RADIOは言語交換サイトで知り合った主に英語ネイティブ(一般市民)たちに、Skypeで筆者がインタビューするという5分間のトークセッショ・ポッドキャストであある。

 

英語喉開発者の上川氏、カズさんは幾度となく「外人相手に英語でPODCASTを始めたのはMASAだ」と讃えてくれており、カズさん自身もそれに触発されたと公言して同様のネット番組を始め、その流れは現在も続いている。 

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137回行ったMASA RADIOの中で、48回目のゲスト、マーカス・バードはレゲエスター、マキシ・プリーストの親友だ。仕事はビデオクリップ制作とTシャツのデザイナーだ。

 

audioboo.fm

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2009年のマキシ・プリーストの日本ツァーには、マキシにずっと同行してビデオを録っている。

 

 

日本文化が好きなマーカスは、ジャマイカで日本語を勉強している人達の為にブログを書いていた。その中で筆者が彼に英語と日本語とのチャンポンインタヴューをした件が、2回にわたって紹介されている。 

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ジャマイカで紹介された学習ツールの Masa Radio

 

かなりその日疲れていて眠たかったマーカスだが、筆者のオファーに応えて録音に協力してくれた。スカイプを切った後にマーカスが、なにやら私の実践に触発されて、眠りに就くほんの直前に、ブログに一気に書いたそうだ。

 

その中で彼はこう言っている。

 

I’ve been figuring out ways to link people online to practice chatting Japanese, and i was chatting to an interesting fellow named Masa, who does a very interesting radio show as a tool to practice speaking English. He uses an iphone to record the skype chat, then uploads it to the service. So far he has recorded over 48 of th

ese conversations, each one running an average of five minutes. That’s a lot of hours of practice time, and its a pretty easy way to both meet people and practice the language.

(出典)Reference Arsenal | Jamaican Learning Japanese

 

 彼は今現在も、現役でYouTubeで発信活動をしている。とてもエネルギッシュなラスタマンだ。機会があれば、ぜひまたトークセッションをしてみたいものだ。

 

 

 

英語の聴き取りは「音のピントが合うこと」英語喉をやれば誰でも可能!

我々日本人の大人は中学校からずっと英語を習ってきて、それでも英語ネイティブが本気で喋ると、まともに聴き取りができないのが一般的だ。これっておかしくないだろうか?何かが間違って要る。今回は角度を変えて「英語喉」の効用をお話ししよう。

 

カメラのシャッター半押しフォーカス作業を「音」で

 

カメラで写真を撮ることを想定して欲しい。ファインダーから覗きこんで、撮りたい被写体にピントを合わすために、対象物がクリアに見えるまでシャッターを半押するのが一般的なやり方だろう。

 

英語の聴き取りとはそれと同じことなのだ。

音の輪郭をはっきり見えるようにする・・・それさえできればちゃんと聴き取れる。意味は聴き取りさえできればなんとかなる。知らない言葉なら相手のネイティブに訊くなり、後から自分で調べるなりできる。

 

聴き取りができなければ、何を訊いていいかすら分からないのだから、絶対に「音のピントを合わす」べきなのだ。

 

ではどうやって音のピントを合わすか?

 

2種類の選択肢がある。どちらか片方でも十分に効果があるのは、多くの英語喉実践者が経験して要る。もちろん両方で臨めばなおさら、いち早くクリアに音のピントが合うのは言うまでもない。

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アプローチ その1 喉発音

 

上川一秋&ジーナ・ジョージ著「CD付 英語喉 50のメソッド」の2/3を割いて説明と練習方法が詳述されている、喉を使った英語の話し方である。手っ取り早く言えば「ネイティブの発音方法」であり、非常にストレートなアプローチだ。

 

だから「英語喉」は正式には「ネイティブメソッド」と言うのだ。CD付きなので、模本発音を確認しながら練習できるので、地道にやれば必ずできる。

 

「聴き取り」になぜ「自分の発音」から入るかと言うと、人間は「自分の中に存在しない音」を認識しにくいからだ。

 

同じ音声情報を聞いていても、ネイティブの「喉で響いているサウンド」は未知の音であり、よって「雑音として処理」されてしまう。

 

一度でも「喉発音」を自ら体験すれば、それな「内在化」して自分の知る音となり、その後ネイティブの話す声を聴いた時に「覚知」できるようになる。

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アプローチ その2 スリービート

 

 

これは「CD付 英語喉 50のメソッド」の1/3を割いて詳述される、音節=シラブルの認識パターンの日本語と英語の違いのことだ。また、英語喉の副読本「機関銃英語が聴き取れる!-リスニングの鍵はシラブルとビート」はスリービートに特化した教材だ。

 

日本語の基本は「子音+母音」のツービートで「タカタカタカ」というサウンド。

英語の基本は「子音+母音+子音」のスリービートで「ボォンボォンボォン」というサウンドだ。

 

TRUMPを一般的に日本人は ト/ラン/プ と3シラブルで読もうとする。

しかし実際は母音はUだけで、前後のTRもMPも子音の連続であり、1シラブルなのだ。

 

1シラブルのものを3シラブルで言おうとしたり聞こうとしたりするので、せわしなく、リズムの違うのでネイティブには伝わらない。伝わったとしても、彼らがコンテクストから情報を補完して想像してくれているだけだ。「ああTRUMPと言っているのだな」と。

 

TRUMPなどまだましで、STRINGSなどは母音が I だけの1シラブルなのに、「ス/ト/リン/グ/ス」と5シラブルの言葉に感じてしまうのだから、違いすぎてどうしようもない。

 

だから、これを知らなければ「日本語のシラブル感」で英語を聞いたり話したりするので、「聴き取れない」「伝わらない」となるのだ。

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音にピントが合う現象は、誰でも経験できる

 

このように「喉発音」あるいは「スリービート」のどちらかを手に入れると、ネイティブが話しているのを聞いて「音のピント」がすうっと合う。そうなれば、もう早口でまくし立てるような話し方であっても、聴き取れてしまう。

 

概して「喉発音」の体得には時間がかかる傾向がある。身体的なものなので、体得にどうしても個人差があるのだ。

 

一方「スリービート」は、もちろん身体性も含まれるが、理屈がわかればサウンドを耳で聞いて頭で処理する方法が新たに加わるということであり、意外とすぐにできる傾向がある。

 

喉発音が難しいと感じる人は、「機関銃英語が聴き取れる!-リスニングの鍵はシラブルとビート」から入るのも、ひとつの有効な選択肢と言えるだろう。

 

音のピントが合うと本当に気持ちよく英語が聴こえるので、聴き取りに悩んでいて、英語喉を未知らなかった人は、これを読んだからには試さない手はないだろう。

 

 

 

今こそ英語喉「タンゴのリズムでワルツは踊れない」3ビートの本質!

 

英語を話すときにスリービートを理解しないで臨むのは、ワルツを踊るのにタンゴのリズムで臨むのに等しい行為である。うまくいく訳がないのだ。リズムの根本が違うのだから。つまらぬ色眼鏡を外して、3ビートを理解してもっと自由に、楽しく英語を話すべきだ。

 

 

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200年間誰も暴けなかった英語の本質に、今こそ向き合おう

 

冒頭からややきつめの表現をしたが、スリービートを知れば聴き取りが楽になるのに、いまだに過去の英語教授法の古色蒼然たる方法にこだわり、本質に目を向けない人たちを見ると歯がゆくなってくる。

 

はっきり言うが、英語のど素人の筆者が8年前、ビジネスで活用するという動機で英語の再学習を大学卒業以来決意し、翌月に「英語喉50のメソッド」に出会って、実践して3日でほとんど聴き取り自体はできるようになった。

 

やればわかるが「聴こえるので何とかなる!」という感覚が芽生える。

 

つまり、例えば海外のニュースを英語で聞いていて、聴こえさえすれば、それが知らない単語であれ、言い回しであれ、「音」はわかっているのだから調べようがあるのだ。

 

だから上川一秋氏が提唱する「英語喉原理主義」つまり、英語喉以外の教科書を使わない、他のメソッドを混ぜないという方式で学び始めた。

 

実際に他の教科書的なものは一切使わなかった。身の回りのすべての英語情報を教科書として、知らないことは調べればよいだけだ、単語も言い回しも。もっと言えば、調べるまでもなく前後関係で想像できるものも多いが、確認のため調べればよいのだ。

 

ニュースで言ってたSUSPECT、は「容疑者」のことだな。INVESTIGATIONであれは「捜査」なのだな、とか、EXをつけると「元妻」であり、VICEをつけて「副大統領」か、などとコンテクスト(文脈・話の流れ)の中で理解するので、自分の英語として内在化しやすい。

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英語喉でやると起こってくる素敵な展開とは?

 

そして本人次第でもっと凄いことが起こせる。

 

筆者の場合は言語交換サイトを多用したが、実際にネイティブの言語交換パートナー(相手も一般人で、日本語を学びたい人が望ましい)を作って、英語喉で対話を実践するのだ。お互いの言語を相手の言語を使って教え合うのだ。これは力がつく。

 

実際のスピーキングと、テキストチャットによる添削を使った方法も含めて、対話すればするほど英語力は向上できるはずだ。

 

聴こえるから、意味とか使い方がわからない場合はすぐに訊けばよい。喜んで教えてくれる。他の使い方など応用の仕方も含めて教えてくれる。

 

もちろんWIN WINになるように、自らもしっかり日本語を教えてあげることだ。その行為自体がまた英語力を鍛えることになる。

 

日本語をちゃんと説明しようとすればするほど、英語にも向き合わなければならないプラスのスパイラルが生まれるからだ。

 

筆者はその方式で最盛期には100人を超える言語交換パートナーを持ち、そのうちの40%の友人とはMASA RADIOというポッドキャストのゲストになってもらって、筆者のインタビューを受けた。MASA RADIOは137回を数えた。

 

文法や構文も大事かも知れないが、まずはネイティブとどっぷり語り合ったりすることが、何よりも英語圏の文化を知る最良の方法である。

 

相手が普通に喋るレベルでコミュニケーションを取ることが取れれば、その時点で本来の目的の半分以上は達成できているのではないだろうか。

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タンゴのリズムでワルツは踊れない

 

前置きが長かったが、表題の説明をしよう。

 

日本語は基本的に「子音+母音」がワンセットである。

はじめまして、は、

ha/ji/me/ma/shi/te

となる。

このように、2つの音でひとつのシラブル(音節)だからツービートと呼ぶ。

ネイティブが聞く日本語のリズムイメージはたいてい「タカタカタカタカ」だ。面白いように皆がそう言う。

 

英語は基本的に「子音+母音+子音」でワンセットだ。

Nice ti meet you. は、

nice/to(w)/meet/you(w)

となる。

 

niceのeは読まない。また、O音やU音の後にはスモールWと呼ばれるW音がつくので、上記の文はすべてのシラブルにおいて母音(I, O, EE, OU)を子音がサンドイッチしている。

 

他には、Let's pick it up. なら、

lets/pick/kit/tup

となり、itやupのように母音から始まっている場合は隣の子音がひっつくのである。

何も難しくなく、喉発音だと勝手に繋がってしまうのが実際のところだ。

 

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紹介したのは一部の音声現象だが、素晴らしいことに「英語喉50のメソッド」には「すべての音声現象」の説明があるので、安心して頂きたい。

なぜI'm goint toがI'm gonnaとなり、I want toがI wannaになるかという、筆者の知る限りもっとも納得できる説明も含まれている。

 

ともあれ、春とかバネを意味するSPRINGが、

ス/プ/リン/グという4音節ではなく、

たったの1音節であることを認識しなければならない。

SPRとNGは子音が繋がっているだけで、シラブルの核たる母音はIのみなのだから。

 

このように、根本的にシラブル構造が違うので、日本語のツービート感覚のまま英語を喋っても、タンゴのリズム=二拍子で、ワルツ=三拍子を踊るがごとき違和感しか生まれないのだ。

 

タンゴ(ツービート言語)もワルツ(スリービート言語)も、どちらも舞踏(言語)であることは共通しているが、ワルツ(スリービート言語)を踊る(話す)場合は、拍子(シラブル)の取り方を合わさないと踊れ(話せ)ないし、パートナーも困る。

 

とてもシンプルな理屈だ。

英語を話すなら、英語の話し方=スリービートで話さないと英語もどきで終わってしまう。

  

英語学習者の皆さん、英語喉のスリービートを理解して、自由自在に楽しく英語を学びませんか?

 

 

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